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( A`)スレまとめ 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/03(金) 00 57 27.60 ID cdDDw4lMO \(^o^)/「………」 ( ´_ゝ`)「………」 \(^o^)/「あの もしかして “黒騎士AJINA”さんですか」 ( ´_ゝ`)「…ひょっとして“終焉の魔導士”さんですか?」 \(^o^)/「そうです ぼくが “終焉の魔導士”です はじめまして」 ( ´_ゝ`)「はじめまして。“黒騎士AJINA”です」 \(^o^)/「なかなか気づかなくて すみませんでした 特徴は 福山雅治似のイケメン と聞いていたもので」 ( ´_ゝ`)「え?じゃあすぐわかるじゃないですか」 \(^o^)/「どちらかというと アンガールズの山根 に似ていると思います」 ( ´_ゝ`)「え?」 \(^o^)/「え」 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/03(金) 01 09 00.73 ID cdDDw4lMO \(^o^)/「そんなことより 例のものを」 ( ´_ゝ`)「もちろん持ってきましたよ」 \(^o^)/「たしかに コンペティションギヤ ですね 貴重なものを ありがとうございます」 ( ´_ゝ`)「それじゃあ…」 \(^o^)/「フフ 持ってきましたよ シスターエンジェルの 三葉ちゃんのトレーディングカードです」 (*´_ゝ`)「おお!たしかに!本当にいいんですか?」 \(^o^)/「僕は 麻里亞ちゃん一筋ですから」 ( ´_ゝ`)「それじゃあ、またネットでwww」 \(^o^)/「そうですね 今度オフ会 でも 開きましょう」 ( ´_ゝ`)「ミニ四駆の?シスターエンジェルの?」 \(^o^)/「両方」 ( ´_ゝ`)「把握wwwそれではまた」 \(^o^)/「それでは」 . . . 85 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 17 05.46 ID cdDDw4lMO ある日のフサギコ ミ,,゚Д゚彡「ドクオにミニ四駆のこと聞いたけどよ…まだいろいろ知りたいぜ。よし、インターネットで調べるか」 ミ,,゚Д゚彡「ミニ四駆で検索っと…お、出てきた出てきた」 ミ,,゚Д゚彡「…いろいろあってどれみたらいいかわからないぜ。ん?ミニ四駆質問スレッド?初心者歓迎?よし、ここ見てみるか」 88 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 30 02.76 ID cdDDw4lMO ミ,,゚Д゚彡「掲示板か…書き込んで質問できるんだよな?…………よし、こんなもんか」 158 フサギコ I LABU TUN @××× 2008/09/23(火) 18 02 53 ID MJG3gUi0 チィース(^-^)ぁのよ、ミニ四駆について聞きたいんだけどぃいか? 159 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 05 31 ID WTkRjmV0 158 釣り…だよな? 160 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 07 23 ID uh8z44gw0 158 夏が終わったと思ったのにまた変なのわいたよ。 91 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 39 22.99 ID cdDDw4lMO ミ,,゚Д゚彡「は?釣り?部屋で釣りなんかしてねーよ」 161 フサギコ I LABU TUN @××× 2008/09/23(火) 18 09 48 ID MJG3gUi0 部屋で釣りなんかしねーよバーカ 162 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 12 22 ID MDaICRK0 163 死ね 163 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 13 53 ID XkHaOIF0 え?もしかしてガチ?www基地外ktkr ミ,,#゚Д゚彡「死ねとか気安く人に言うんじゃねー!」 96 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 47 59.87 ID cdDDw4lMO 164 フサギコ I LABU TUN @××× 2008/09/23(火) 18 15 53 ID MJG3gUi0 死ねとか言って相手が本当に死んだらどうすんだ!軽々しく言うんじゃねー! 165 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 17 58 ID uh8z44gw0 なにこいつwwwっていうか目欄に本当にアドレス入れんなよwwwwww 166 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 18 53 ID WTkRjmV0 しかもLABUってもしかしてラブのつもりか?LOVEだろ?www腹いてぇwwwwww ミ,,;゚Д゚彡「え?ラブってLABUじゃないのか?」 100 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 54 18.08 ID cdDDw4lMO 167 フサギコ I LABU TUN @××× 2008/09/23(火) 18 22 17 ID MJG3gUi0 うるせぇうるせぇうるせぇ!お前らには二度ときかねーよばーか! 168 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 23 45 ID WTkRjmV0 二度とくんなwwwww 169 HG名無しさん sage 2008/09/23(火) 18 24 01 ID uh8z44gw0 顔真っ赤wwwww ミ,,;Д;彡「ちくしょうちくしょうちくしょう!」 104 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/03(金) 01 58 52.12 ID cdDDw4lMO ( ´_ゝ`)「腹いてぇwww…俺釣られた?」←ID uh8z44gw0 \(^o^)/「これは ひどい」←ID WTkRjmV0 ミ,,;゚Д゚彡「え?なに?知らないアドレスからメールが大量に!?ちょ、どうなってるんだゴルァ!」 ~ある日のフサギコ~ 終 . . . 185 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/12(日) 23 20 42.71 ID QC6fusrnO 全盛期の豊島伝説のようです ( (゚∀゚∩「とよしまさんか…すごい人だよ!」 ( ´_ゝ`)「ああ、とよしまさんか」 ( (゚∀゚∩「兄者さん知ってるの!?」 ( ´_ゝ`)「俺たちミニ四VIPPERなら知らないものはいないさ、なあ、オワタくん?」 \(^o^)/「はい 超有名人です」 ( (゚∀゚∩「そんなに有名なの?」 ( ´_ゝ`)「ああ…彼には様々な伝説が残ってるくらいさ」 ( (゚∀゚∩「で、伝説!?例えば?」 ( ´_ゝ`)「全盛期の豊島伝説」 \(^o^)/「公式で一回走るだけで14人を予選落ちにする」 ( ´_ゝ`)「スタート位置に並んだだけで準決勝突破」 \(^o^)/「グッとガッツポーズしただけで年間チャンピオン戦出場権獲得」 ( ´_ゝ`)「ハンデとしてタイプ1シャーシでレースにでるルールも導入されたが全然ハンデにならなかった」 ( (゚∀゚;∩「す、すごい!とよしまさんすごすぎるよ!」 ( ´_ゝ`)「まだまだあってな…」 (; A`)(あの人たちなにしてるんだろう…) 完 . . . 282 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 39 54.22 ID 7fAbXDdZO ( ● ● )「ビロードくんのお父さん、聞きたいことがあるんです」 ( ´∀`)「なにモナ?ワカッテマスくん」 ( ● ● )「僕のビートマグナムがなかなか速くならないんです。どうしたら速くなりますか?」 ( ´∀`)「そうモナねぇ。…ワカッテマスくんのマシンはどこで遅くなってると思うモナ?」 (; ● ● )「う~ん…スタートしたすぐ後が遅いんです。それとコーナーでガタガタしてもっと遅くなっちゃうんです」 ( ´∀`)「マシンを見せて欲しいモナ…ふむふむ、大径タイヤにレブチューン、超速ギヤモナね。…ところでワカッテマスくんは自転車は乗るモナ?」 283 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 40 54.36 ID 7fAbXDdZO (* ● ● )「はい!この前の誕生日にお父さんが5段変速ギヤ付きのマウンテンバイクを買ってくれたんです」 ( ´∀`)「じゃあ自転車を漕ぎ出すときにどのギヤにするモナ?」 ( ● ● )「僕は一番軽いギヤです。重いギヤだとなかなかスピードがのらなくて…あっ!」 ( ´∀`)「なにか気づいたモナ?」 ( ● ● )「ミニ四駆も自転車と一緒なんです!ギヤを軽くすればいいんです!」 ( ´∀`)「モナモナw」 ( ● ● )「…でも自転車もずっと軽いギヤでこいでるとスピードが出ないんです…」 284 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 42 24.16 ID 7fAbXDdZO ( ´∀`)「じゃあギヤ以外だったらなにを変えればいいモナ?自転車に当てはめて考えるモナ」 ( ● ● )「僕のお兄ちゃんは僕よりこぐ力が強いから、重いギヤでも平気でこぎ始めるんです。それにこぐスピードも速いから、軽いギヤでも僕より速く…あっ!」 (* ● ● )「こぐ人、つまりモーターを力持ちに替えればいいんですね!」 ( ´∀`)「力持ちのモーターといったらなにモナ?」 ( ● ● )「力持ち…力…パワー…パワーダッシュモーターです!」 ( ´∀`)(子供らしい考えモナねえ。だけど確かに間違いじゃないモナw) 285 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 42 52.43 ID 7fAbXDdZO ( ´∀`)「そうモナね。あとはトルクチューンも力持ちさんモナ。パワーダッシュでコースアウトしちゃうときは試してみるといいモナよ」 ( ● ● )「じゃあ、力持ちのトルクチューンに超速ギヤをこいでもらうか、力持ちで、もっと速いパワーダッシュにハイスピードギヤをこいでもらえばいいんですね?ありがとうございます!」 ( ´∀`)「気づいたのはワカッテマスくんモナよw(理解の早い子モナねぇ)」 ( ● ● )「あとはコーナーでのガタつきなんです」 ( ´∀`)「今のセッティングは弓FRPに9ミリベアリングモナね」 288 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 44 53.51 ID 7fAbXDdZO ( ● ● )「はい」 ( ´∀`)「ワカッテマスくんはケーキは好きモナ?」 (* ● ● )「大好きなんです!」 ( ´∀`)「ケーキを買ったとき、お店の人はどれくらいの箱に入れてくれるモナ?」 ( ● ● )「ケーキと同じくらいの大きさの箱です。あんまり大きい箱だと持って帰るときに中で揺れて崩れちゃうんです…あっ!」 (* ● ● )「ミニ四駆も一緒なんです!コースとローラーの隙間が大きいからガタガタするんです!」 ( ´∀`)「よく気づいたモナ」 ( ● ● )「ワイドプレートで幅を広げればいいんですね!早速やってみます!ありがとうございました!」 ( ´∀`)「規定の105ミリを超えないように気をつけるモナよ。聞きたいことがあったらまた来るモナ」 290 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 14 46 34.61 ID 7fAbXDdZO 267 ( ● ● )が( ´∀`)のアドバイスを受けるようです 完 . . . 294 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 15 07 39.07 ID 7fAbXDdZO ( ´∀`)の少年時代のようです 「いっけー、エンペラー!」 「負けるな!バーニングサン!」 「……お、おい、モナーが来たぞ!早くマシンを隠せ!」 「あ、ああ!」 ( ´∀`)「2人とも何して遊んでるモナ?」 「お、鬼ごっこだよ!モナーもやる?」 ( ´∀`)「ふ~ん…鬼ごっこモナねぇ。じゃあ今後ろに隠したのはなんだモナ?」 「え、ちょ、それはダメ…」 ( ´∀`)「やっぱりミニ四駆モナ。僕から隠すなんてどういうつもりモナ?」 「べ、別に隠したわけじゃ…」 ( ´∀`)「…まあいいモナ。今日はこれで遊ぶモナ」 295 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 15 08 20.39 ID 7fAbXDdZO 「え、それって…」 ( ´∀`)「パパのゴルフクラブを持ってきたモナ。これでダッシュ四駆郎ごっこをするモナ」 「そ、そんなので叩いたら壊れちゃうよ!」 (#´∀`)「うっさいモナねぇ!僕の言うことが聞けないモナ?いいからさっさとマシンをよこすモナ!」 「うう、僕のエンペラー…」 ( ´∀`)「そ~れモナ!」 グシャ! 「ああ、エンペラーが!」 ( ´∀`)「もう壊れたモナ?じゃあ次はこっちモナ」 バキッ! 「俺のバーニングサンが!」 ( ´∀`)「もうおしまいモナ?つまんないモナ」 296 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/13(月) 15 08 54.29 ID 7fAbXDdZO 「ひ、ひどいよ、モナー…お小遣い貯めてやっと買ったのに…」 「ヒック…ヒック、た、誕生日プレゼント、だ、だったのに…」 (#´∀`)「うっさいモナねぇ!壊れるようなマシンを作る方が悪いモナ!僕はもう帰るモナ!」 「うう、エンペラー…」 「ヒック…ヒック…」 完 . . . 540 名前: ◆ItodYKFaCM [ 502] 投稿日:2008/10/14(火) 18 23 08.02 ID NoMV7Q0QO 「兄者~、俺は会社に行ってくるぞ~」 「妹者は学校なのじゃ!」 「あたしもパート行ってくるけど、あたしが帰るまでに部屋片付けなかったら、あんたの人形だとか漫画だとか全部捨てるからね!」 (;´_ゝ`)「わ、わかったよ母者」 「「「いってきま~す!」」」 ( ´_ゝ`)「行ってらっしゃーい。………」 (*´_ゝ`)「よし、みんないなくなったしダラダラするか。掃除は昼からやればいいもんね。まずはVIPのミニ四駆スレに新作の痛車でもうpしよう!」 ( ´_ゝ`)「よし、うpしたぞ」 542 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 23 44.42 ID NoMV7Q0QO ( ´_ゝ`)「…………」 ( ´_ゝ`)「やっぱり平日の午前中は過疎だなぁ。…お、レスがついた。なになに、特定した!だって?」 ( ´_ゝ`)「さてはオワタくん、また仕事中に2ちゃん見てるなwww」 ( ´_ゝ`)「…他にはレスつかないか。よし、ほかのスレを覗こう。お、二次画像スレが立ってる!どれどれ、まずはこの画像から…」 ガガガガガガガガッ! ( ´_ゝ`)「…OK、ブラクラゲットだ」 ( ´_ゝ`)「…腹減ってきたな…よし、カップめんを食べよう」 ( ´_ゝ`)「蓋を開けて、かやくと粉末スープをかけてっと…よし、お湯をかけよう」 スカッ! 544 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 26 09.63 ID NoMV7Q0QO ( ´_ゝ`)「ポットにお湯がないだと…?沸かすのも面倒だな。よし、このまま食べよう」 バリボリ、バリボリ…。 ( ´_ゝ`)「ふぅ…ご飯も食べたし掃除を始めるかな」 ( ´_ゝ`)「まずはこの漫画の山を整理するか…」 ( ´_ゝ`)「お、まほらまじっくじゃないか!懐かしいなぁwちょっとだけ読もう…」 ………………。 ( ;_ゝ;)「まほらさん…」 「「ただいま~!」」 (;´_ゝ`)「しまった!つい読みふけってしまった!」 「片付けは終わったんだろうね、兄者?」 (;´_ゝ`)「ちょ、ちょっと待って、母者!」 「入るわよ!」 545 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 27 10.75 ID NoMV7Q0QO (;´_ゝ`)「………」 「兄者っ!!」 (;´_ゝ`)「ごめんなさい、明日掃除するから、必ずするから!…ああ!捨てないで、それは限定品の…」 兄者の日常 完 . . . 552 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 40 45.26 ID NoMV7Q0QO \(^o^)/「今日もお仕事 頑張ります」 \(^o^)/「………ちょっとだけミニ四駆スレを覗いてみましょう」 \(^o^)/「あ これは兄者さんのマシン 平日の昼間からうpとは さすがニート」※兄者がバイトを見つける前の話 \(^o^)/「特定した と」 「オワタくん、このプログラムなんだけど…君は仕事中に何をやっとるんだね!」 \(;^o^)/「すみません」 553 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 42 20.22 ID NoMV7Q0QO 「まったく…しっかり頼むよ」 \(^o^)/「ヘッドフォンで 音楽を聞きながら仕事しましょう」 \0(^o^)0/「♪………」 カチャカチャ…。 \0(^o^)0/「あっちの棚の資料を…あ ヘッドフォンが」 ブチッ!ストン! “あれれ、どうしよう、このドキドキは~♪” 「オワタくんっ!」 \(;^o^)/「すみません」 556 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 18 48 51.17 ID NoMV7Q0QO \(^o^)/「…トイレにいってきましょう」 \(^o^)/「ふぅ…携帯で少しだけ2ちゃんを…」 ……………。 「オワタの奴は何をやってるんだ!もう30分も戻らんぞ!…おい、誰か様子を見てきてくれ!」 「はい、いってきます」 \(^o^)/「フヒヒヒヒ」 コンコン! 「お~い、オワタ~大丈夫か~?早く戻らないとリーダーカンカンだぞ~」 \(;^o^)/「すぐに戻ります」 オワタの日常 完 . . . 571 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 20 02 58.43 ID NoMV7Q0QO 川 ゚ -゚)プルン、プルン。 ヒソヒソ…。 ξ゚⊿゚)ξ「どうしたらあんなに大きくなるのかしらね」 从 ゚∀从「ああ、まったくだ。歩くだけで揺れてやがるぜ」 ξ゚⊿゚)ξ「…いろいろ調べてみようかしら」 从 ゚∀从「そうだな、お互い情報交換しようぜ」 ξ゚⊿゚)ξ「ええ、それじゃあ、また明日」 ……………。 ξ゚⊿゚)ξ「………あ~あ。どうしたらあんなに大きくなるのかしら…やっぱりブーンも大きい胸の方が好きなのかな?」 ξ゚⊿゚)ξ「まあ、いいわ。今日はもう寝ましょう…」 ξー⊿ー)ξzzz… ドンドンドン! 「おい、ツン、俺だ!開けろ!」 572 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 20 04 03.99 ID NoMV7Q0QO ξ#゚⊿ー)ξ「…んもう…誰よこんな時間に…は~い!」 「ツン、俺だ!ハインだ!」 ξ#゚⊿゚)ξ「もう!今何時だと思ってるの!」 「いいから早く開けてくれ!」 ξ#゚⊿゚)ξ「ハイハイ…」 ガチャ。 从 ゚∀从「よお!」 ξ゚⊿゚)ξ「………」 ξ;゚⊿゚)ξ「………!どうしたのよ、その胸!なんでそんな巨乳に!」 从*゚∀从「すげぇだろ!こいつのおかげさ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「そ、それは!」 从 ゚∀从「通販で買った薬、“πr事情”さ。まさかこんなに効くとはねぇ…。ハッハッハ!今日から俺のことはボインリッヒ高岡と呼んでくれ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「わ、私にも分けて!」 从 ゚∀从「おう、もちろんそのつもりで来た。ホラよ!」 577 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 20 06 43.49 ID NoMV7Q0QO ξ*゚⊿゚)ξ「あ、ありがとう!それじゃあ早速」 ゴキュゴキュ…。 从;゚∀从「お、おい!飲み過ぎだって!キャップに一杯でいいんだぜ!」 ξ*゚⊿゚)ξ「もう飲んじゃったわよ…キャッ、早速効き目が!」 从;゚∀从「おお、ツンの胸がどんどん膨らんでいく!」 ξ*゚⊿゚)ξ「ウフフ…これで私も巨乳に…早く“肩凝って困るわ~”とか言ってみたいわ!」 从;゚∀从「…おい、ツン。いくらなんでもでかくなりすぎじゃねーか?」 ξ;゚⊿゚)ξ「え?と、止まらない!」 ビリ! ξ;゚⊿゚)ξ「キャア、服が!」 从;゚∀从「やっぱり飲み過ぎだったんだ!」 579 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/14(火) 20 07 38.72 ID NoMV7Q0QO ξ;゚⊿゚)ξ「ハイン…助けて…重くてもう立ってられない…」 从;゚∀从「そ、そんなこと言ったって…うわっぷ、押しつぶされる!」 ξ;⊿;)ξ「誰か助けて…」 从;゚∀从「ば、爆発する~!」 パーーン! ξ;゚⊿゚)ξガバッ! ξ;゚⊿゚)ξ「なんだ、夢か…」 ξ;゚⊿゚)ξ「胸は…良かった、小さいままね」 ξ゚⊿゚)ξ「………」 ξ#゚⊿゚)ξ「良くないわよ!」 完 . . . 773 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/15(水) 18 50 54.96 ID Y1edKIH0O ξ゚⊿゚)ξ「たまにはお店の大掃除をしなきゃね…」 ( ^ω^)「おっお、手伝いに来たお!」 / , 3 「フォッフォ、みんなすまないのう」 (´・ω・`)「いつもお世話になってますからね」 ( A`)「…えーと、なにから取りかかれば…」 ξ゚⊿゚)ξ「とりあえずその商品棚をそっちに動かしてくれる?」 ( ^ω^)「了解だお!ショボンそっちを持ってくれお!」 (´・ω・`)「うん。よいしょっと…」 ( ^^ω)カサカサ ...ノノノノノノ ξ;゚⊿゚)ξ「キャッ、む、虫よ!」 ( ^ω^)「お?ツンは虫なんかが怖いのかお?」 ξ;゚⊿゚)ξ「い、いいから早く外に追い出してよ!」 775 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/15(水) 18 52 49.06 ID Y1edKIH0O (´・ω・`)「ツンさんが慌てるなんて珍しいね…あ、そっちの棚の下に入ったよ」 ( ^ω^)「おっお、追い出すお!えいっ!」 ( ^^ω)カサカサ ...ノノノノノノ ξ;゚⊿゚)ξ「キャーッ!」 (; A`)「お、こっちに来た。うおお!足を登ってきた!」 ξ;⊿;)ξ「いやあ~!こっちに来ないで~!」 ゲシッ! (゜A゜)「はうっ!」 ( ^^ω)カサカサ ...ノノノノノノ (´・ω・`)「ドクオくんから離れた!」 ( ^ω^)「よし!ほうきで外へ…えいっ!」 ポイッ! 776 名前: ◆ItodYKFaCM [] 投稿日:2008/10/15(水) 18 54 15.35 ID Y1edKIH0O ( ^^ω)カサカサ ...ノノノノノノ ( ^ω^)「ツン、もう大丈夫だお!」 ξ;゚⊿゚)ξ「あ、ありがとう、ブーン…」 (; A`)(ひどいや、ツンさん…) 完 . . . 72 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 16 50 07.77 (p)ID OzJgf1hXO(59) l从・∀・ノ!リ人「今日はクリスマスなのじゃ!おっきい兄者もちっちゃい兄者も出かけててつまんないのじゃ。妹者も出かけるのじゃ!」 l从・∀・ノ!リ人「街がキラキラしてて綺麗なのじゃ~♪」 藻男「はぁ…街はカップルばっかり…。それなのに俺は彼女も友達もいないし、おまけにパチンコで5万すった…死にたい…」 l从・∀・ノ!リ人♪ 藻男「お?あんなところに可愛い幼女が。……そうだ、どうせこのまま生きててもいいことないし、幼女とあんなことやこんなことしてから死のう…ぐへへ…」 l从・∀・ノ!リ人「どこに行こうかの~」 藻男「ぐへへ…お嬢ちゃん1人?お兄さんといいことしようか?」 l从・∀・ノ!リ人「む、お兄さん誰なのじゃ?それにいいことってなんなのじゃ?」 藻男「すごくいいことだよ…さあ、こっちの路地裏に…」 l从;・∀・ノ!リ人「い、いやなのじゃ!離してほしいのじゃ!」 ????「ムッ、幼女のピンチ!」 76 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 02 07.07 (p)ID OzJgf1hXO(59) ????「その手を離せっ!」 藻男「な、なんだこの花吹雪は!?た、タンポポ?」 マ シ・ョ・ト「そこまでだ!その子から手を離せ!」 藻男「な、なんだお前は!」 マ シ・ョ・ト「フッ…俺か?俺は惑星シュルツの王子にして全ての幼女の味方…」 マ シ#・ョ・ト「とよしマンだ!」 藻男「な、なんだと!?」 78 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 11 30.99 (p)ID OzJgf1hXO(59) l从;∀;ノ!リ人「た、助けて欲しいのじゃ!」 マ シ・ョ・ト「ムッ、すぐに片付ける。君は離れていなさい」 藻男「く、くそ、とよしマンだかなんだか知らねえが、邪魔はさせねえ!」 マ シ・ョ・ト「ふ…哀れな」 マ シ#・ョ・ト「食らえ!必殺!」 シ#・ョ・ト「とよしマスラッガーーッ!」 ========マ?藻男「ぐへぇ!!」 l从*・∀・ノ!リ人「すごいのじゃ!かっこいいのじゃ!」 80 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 18 37.33 (p)ID OzJgf1hXO(59) 藻男「くそっ…!だけどなぁ…俺にはもう捨てるものはないんだ!うおおおお!!」 マ シ;・ョ・ト「クッ!」 l从;・∀・ノ!リ人「とよしマン!」 藻男「ハッハッハッ、たいしたことねーなwwwさあ、お嬢ちゃん、俺と一緒に…」 l从;∀;ノ!リ人「嫌じゃあ~!!」 マ シ‐ョ‐ト「待てよ…」 藻男「ん?」 マ シ‐ョ‐ト「まだ勝負はついてないぜ…」 ま シ‐ョ‐ト「貴様は俺を…」 藻男「あ、頭の文字が!」 魔 シ#・ョ・ト「怒らせたッ!!」 81 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 25 00.81 (p)ID OzJgf1hXO(59) 魔 シ#・ョ・ト「ミニ四レーサーのみんな!オラに力を分けてくれ!うおおおおおッ!!」 藻男「な、なんだ!?とよしマンの体を電磁波が纏って…」 魔 シ#・ョ・ト「次世代ッ!」 藻男「ぐふっ!」 魔 シ#・ョ・ト「タミ1000ッ!!」 藻男「ゴハァ!」 魔 シ#・ョ・ト「enelooooooopッ!!!」 藻男「く、くそ…」ガクッ…。 マ シ・ョ・ト「ふう…これでもう安心だ。お嬢さん、怪我はないかい?」 l从*・∀・ノ!リ人「うん!とよしマン、ありがとうなのじゃ!」 84 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 30 38.20 (p)ID OzJgf1hXO(59) 「お~い、妹者じゃないか!?」 l从・∀・ノ!リ人「あっ、兄者たちなのじゃ!」 マ シ・ョ・ト「そうか…ではもう大丈夫だな。それではさらばだ!」 l从;・∀・ノ!リ人「あ、ま、待って欲しいのじゃ!」 「ハ~ハッハッ、大銀河模型で僕と握手!」 l从・∀・ノ!リ人「行っちゃったのじゃ…」 (´ _`;)「妹者、こんな遅くにひとりで出歩くなんて危ないじゃないか!」 ( ´_ゝ`)「そうだぞ、変なおじさんにさらわれちゃうぞ」 l从・∀・ノ!リ人「そこに倒れてる人にさらわれそうになったのじゃ!…でもとよしマンが助けてくれたのじゃ!」 85 : ◆ItodYKFaCM :2008/12/25(木) 17 38 54.27 (p)ID OzJgf1hXO(59) (´ _`;)「な、なんだって!警察に連絡しなくちゃ!」 ( ´_ゝ`)「とよしマン…どこかで聞いたような」 シ・ョ・ト「あれ?流石じゃないか」 ( ´_ゝ`)「あ、とよしまさん、こんばんは。どうしてこんな所に?妹者、挨拶しなさい、俺たちのミニ四駆仲間のとよしまさんだ」 l从・∀・ノ!リ人「はじめましてなのじゃ!」 シ・ョ・ト「はじめまして」 (´ _` )「兄者、警察はすぐに来てくれるそうだ」 ( ´_ゝ`)「そうか、それは良かった」 l从*・∀・ノ!リ人(とよしマン…また会いたいのじゃ) ミニ四駆界の平和と世界の幼女を守るため、明日も戦え!とよしマン! ~続かない~ ※この物語はフィクションです。実在するミニ四レーサー、団体等には一切関係ありません。
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長152mm ●全幅92mm ●ITEM No:92219-2 ●本体価格1,300円 【本体内容】 ベースはミニ四駆PROアバンテⅢアズール。 シャーシは赤のポリカABS強化樹脂MS。N-02/T-01ユニットと軽量センターシャーシの組み合わせ。 マスコットキャラクターに加え、背番号と同じ書体のゼッケンシールも付属。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 http //mini4wd.jp/special/rakuten ブンカ http //hobby-bunka.com/original.html 【備考】
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VIPミニ四駆スレ的マシン解説 【基本データ】 ●全長150mm ●全幅97mm ●全高??mm ●Item No:? ●本体価格1000円 ●2019年発売 【本体内容】 宮崎交通コラボ第3弾。(第1弾はブラストアロー) プレミアム版エンペラーの宮交バスカラー。 基本仕様は元キットと同一だが、パーツやステッカーの色が宮交バスカラーに変更されている。 また、フロントノーズの数字が496から385(宮交)になっている。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 【備考】
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登録日:2015/01/20 Tue 23 14 09 更新日:2021/02/24 Wed 23 10 13 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 スーパーミニ四駆 タミヤ ミニ四駆 田宮模型 スーパーミニ四駆とは、田宮模型からかつて発売されていた ミニ四駆のシリーズの一種類で、第二次ミニ四駆ブームを牽引したフルカウルミニ四駆・エアロミニ四駆とほぼ並行して発売されていた。 スーパー、と言う名目から、通常のミニ四駆とは違う物を想像する人もいるかもしれないが、 単三電池二本とモーターで走るれっきとしたレース用ミニ四駆の一種で、 勿論今でも全車種が大会での出場を許可されているシリーズである。 その為、今なおこのシリーズを愛車としてチョイスしているレーサーも数多く存在する。 このシリーズが発売されたのは、フルカウルミニ四駆シリーズ登場のほんの少し前から エアロミニ四駆登場直前まで、即ち第二次ブームの黎明期~真っただ中と言える。 が、当時は漫画&アニメの『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』が空前の人気を博し、 第二次ブームもそれに付随した形であった為、当然のように人気はレツゴモデルであるフルカウルに集中。 マグナムやソニック、ビークスパイダーなどの人気機種が入荷即完売を繰り返す中、 このシリーズのマシンは 模型店の棚でひっそりと引き取り手を待ち続けていた。 が、フルカウルが無加工では小径タイヤしか装備する事が出来ず、 現在と違って基本的に大径が圧倒的有利な当時のコースでは不利なレースを強いられ続ける中、 このスーパーミニ四駆シリーズは全車種が標準で大径タイヤを装備しており、コースに合わせて大径小径を 自由にチョイスできた事から、生まれながらにフルカウル車種に対して圧倒的なアドバンテージを得ており、 当時のいわゆるガチ勢はこぞってこのシリーズのマシンを愛用していた。 (フルカウルを大径も履けるように加工する事は勿論可能だが、ボディデザインが大きく崩れる為、 殆どの子供たちはフォルムを崩さないまま小径タイヤを使い続けていた)。 事実、サイクロンマグナム(ブロッケンGブラックスペシャル?)が先行販売と、まさに二次ブームど真ん中となった スーパージャパンカップ96では各地でアストロブーメランが大暴れし、 その各地区のチャンピオン達が雌雄を決したTVチャンピオン 全国ミニ四駆王選手権 小学生の部においても 最後の最後で逆転して勝利の栄冠を掴んだ中井選手もこのマシンをチョイス。 その後のTVチャンピオンの第二回親子ミニ四駆王選手権では、 登場した5チームの全選手がスーパーミニ四駆シリーズを愛車に選択した事から、 少なくとも当時のガチ勢はこのシリーズに夢中であった。 そもそもフルカウル一辺倒だった第二次ブームの1994~1998年のジャパンカップですら全5大会中4度もスーパーミニ四駆が優勝を飾っており、フルカウルが優勝できたのは10周年記念大会である1997年の一度しかない(優勝マシンはブロッケンG。しかもこのマシンも大径タイヤ用にボディを改修していた)。 特に1998年のジャパンカップでは、フルカウルとエアロ勢を差し置いて、1~3位をスーパーミニ四駆勢が表彰台を独占したほど。 マシンは全て徳田ザウルス先生のデザインによるもので、 GPAシリーズを除く全車種が漫画『風のレーサー侠』もしくは『ダッシュボーイ天』のキャラクターモデル。 だが、ザウルス先生の急病により、ダッシュボーイ天が未完のまま終了した事から、 このシリーズも終わりを告げてしまった。 フルカウルやエアロは全車種が今なお生産中だが、 このシリーズに至っては一台も通常生産されておらず、 ごくたまに(数年に一度)再生産されるのを待つかS2シャーシでリメイクされた限定キットの発売を待つしか入手のチャンスは基本的にない。 その為、車種によってはかなりのプレミアが付いている物もある為、手に入れるのには骨が折れる。 だがそのデザイン性に魅せられたレーサーは今でもかなり多数存在し、 様々なマシンが今なお全国各地で疾走している。 マシンリスト(カッコ内は採用シャーシ) No.1 リバティーエンペラー(S1) スーパーミニ四駆シリーズ第一弾にして、徳田ザウルス先生の『風のレーサー侠』の主役機。 全体的にフルカウルモデルに近い、どことなくでっぷりとした容姿をしているが それが却って『皇帝』の名にふさわしい風格を醸し出す、秀逸なデザインをしている。 何気にスーパー1シャーシ初採用のモデルでもあり、93・94と二年連続でジャパンカップ優勝の実績もあって 今尚非常に高い人気を誇る一台でもある。 2010年に再版されたが、流石に残っている所は少ない…というか、ほぼ皆無。 余談だが、徳田ザウルス先生の代表作『ダッシュ!四駆郎』にも同名のマシンが登場するが このマシンとは似ても似つかない容姿の別物である。 『ダッシュボーイ天』では主人公がブーメラン10を入手する前のマシンとしても使われた。 これにより、リバティーエンペラーという名のマシンは、徳田ザウルスの長期ミニ四駆漫画全ての主人公たちに使われたマシンにもなっている。 2014年にシャーシを白色のスーパー2、ステッカーをメタル調に変更した プレミアム仕様が限定販売されたほか(後に2019年に再販)、2015年末にはゲームセンターのプライズ限定で 全4色のリバティーエンペラーNOVEも登場するなど、バリエーションの多さはシリーズ随一。 No.2 トムゴディスペシャル(S1) こちらも風のレーサー侠からの登場マシン。持ち主がトム・ゴディなのでトムゴディスペシャル。 漫画掲載時はスパイダー・フロム・マーズと言う名前だったが、版権上の都合から変更されてしまった。 リバティを多少レーシーにリファインしたようなデザインであり、 フロント後部に取り付けられた二本のエアーダクト(?)が特徴的なマシン。 こちらも2010年に再版され、今でも残っている所には残っているようである。 殆ど知られていないが、実は95年のジャパンカップ優勝マシンでもある。 No.3 小覇龍(シャオバイロン)(S1) こちらも風のレーサー(ry 実はミニ四駆としては2014年現在も唯一の金色成型のボディを搭載した、ゴージャスなマシン (その為割れやすいとも言われているが…)。 作中でも噛ませの様な扱いを受けた為、侠の読者からもさほど人気の無かった悲劇のマシン。 が、今となっては珍しい金色成型のボディなどで、局所的な人気を誇っている他、 何気に98年のジャパンカップで優勝している(*1)(オヤジマシン説が濃厚だが…)。 2010年に再版されたほか、限定でゴールドメッキのボディも存在したらしい。 No.4 ビッグ・バン・ゴースト(S1) 風のry 名前の通り幽霊をモチーフにしたマシンだが、前後に取り付けられたV字ウイングのお陰で ミニ四駆としても全く違和感のないボディデザインとなっている。 その名前からか、多少無茶してもデザインが崩れない程の存在感のあるボディのお陰か、 初期のスーパーシリーズでは一番人気と言っても過言ではない程に人気があり、 2010年の再販版も、まるで幽霊のように颯爽と店頭からかき消えてしまった。 2016年12月、トムゴディと小覇龍を差し置いて 待望のプレミアム仕様が限定販売される。 シャーシ・ホイールはステッカーに合わせてライトブルーに変更され、 メタリックシールも相まって全体的に爽やかな雰囲気となった。 限定品なのでお早めに。 No.5 ブーメラン10(S1) 徳田ザウルス先生の漫画『ダッシュボーイ天』の主役機として登場。 全体的に肉付けが多くなされた今までの四車種とは異なり、 戦闘機をモチーフにした鋭いボディがレーサーたちの目を引いた。 ボディのサイドウイングにローラーを取り付けたりと、改造の自由度がかなり広く、 当時のハウツー本のお手本マシンにこぞって採用された機種でもある。 ちなみに最初は緑色でデザインされていた。 GPAシリーズを除き、再版されていない数少ないスーパーミニ四駆の一台。 No.6 ブーメランガンマ ブラックスペシャル(S1) ダッシュボーイ天のライバル機として登場した、ブーメラン10の兄弟機。 ブーメラン10とは真逆の漆黒のボディと、ブーメラン10とは異なるリヤウィング、 そしてクリアスモークのギヤカバー類が人気を博した。 恐らくブーメラン10のブラックスペシャル的な立ち位置として産まれたと思われるが、 それまでブラックスペシャルは全て限定ラインナップだったのにこのマシンから通常ラインナップに加わった。 極端な言い方かもしれないが、このマシンが存在していなければ ブロッケンGやナックルブレイカー、ブリッツァーソニックのブラックスペシャルも全て限定版となり 現在でも幻のマシンとしてカウントされていた…のかもしれない。 スーパーシリーズではGPAシリーズを除いてこれとブーメラン10の2車種のみが一度も再版されていない。 金型に問題でも生じたのだろうか? No.7 アストロブーメラン(S1) 前述の通り、夏のジャパンカップを席巻し、TVチャンピオンでも栄冠を掴んだスーパー史上屈指の名機。 ブーメラン10同様に戦闘機をモチーフにしているが、更にシャープ、更に鋭利になったボディは 今なお非常に高い人気を誇り、絶版の間は高い値段で取引されていた。 ちなみに通常ラインナップとしては珍しくクリヤスモークのギヤケースを装備しているほか、 レーサーシリーズはそれまでライトウエイトホイールを採用していたのが このマシンから強度重視のマンタレイ型が採用されるようになった。 2009年にあのバックブレーダーと同時に再版され、仲良く店頭から姿を消したために 2013年にシルバーメッキホイールをおまけに付けて再度再販された。 非常に大量に作られたようで、まだ残っている所には残っているようである。 オペレータールーム!バックブレーダーの再販はまだなのか!?オペレータールーム!応答してくれ!! 2016年4月、本体色をクリアレッドにしてシャーシを白S1に変更したものと、 本体色をクリアブルーにしてシャーシを白S2に変更したキットが限定販売された上、 2018年3月にはボディーカラーをブラックに変更した上で緑色のS2に搭載した アストロブーメランプレミアムブラックスペシャルも発売された。 …が、オリジナルのアストロブーメランのプレミアムは2018年現在発売されていない。 No.8 ストラトベクター(SFM) スーパーシリーズとしては唯一のスーパーFMシャーシ採用機であり、 現在でも唯一スーパーFMシャーシで大径タイヤを装備しているマシンでもある。 別に2クールも掛けて友情ごっこした揚句に衝撃の真実を語りだしたりはしない。 戦闘機をモチーフにしていた今までとは一転、ボディ後部になるにつれてスマートになる斬新なボディは 今なお非常に高い人気を誇り、絶版の間はべらぼうな値段で取引されていた他、 再生産版もすぐに完売、今でもまたプレミアが付いている程の人気機種である。 2012年末に13mmボールベアリングを4つおまけに付けて1,400円で再版されたが、 あっと言う間に店頭から姿を消してしまった為、姿を見掛ける事はほぼ無いと言って良い。 と言うか売ってたら即座に確保した方が良いレベル。マジで。 限定版としてブルーメッキやホワイトのボディが存在していた。 No.9 ブラックストーカー(STZ) 当時全国の子供達を虜にし、今でも愛用者の多いスーパーTZシャーシを初採用したスーパーミニ四駆。 名前の通り漆黒に彩られたそのボディと新型の大径ホイールは今でも高い人気があり、 平面が多い事から痛車にもよく用いられるマシンでもある。別にストーカーだからではない。 限定としてブラックメッキボディやシルバーメッキボディの物が存在した模様。 2012年に13mmボールベアリングを4つ搭載して再版される。 ちなみに超レアキットとして、400台しか存在しないフルクリスタルモデルという限定品が存在する。 ボディ・シャーシ・Aパーツ・タイヤ全てがクリヤーカラーで、尚且つホイールが蛍光イエローという超豪華版。 当然現存数も非常に限られると思われるので、実物を見れたらラッキー程度に思ったほうがいいかもしれない。 ちなみに本機が発売されたタイミングはちょうど「ストーカー」という言葉が認知され出した頃なのでよくネタにされた。 作者としては『追跡者』をイメージしての命名だったのだろうが… 『ダッシュボーイ天』におけるレーサーの名字が武羅怒(ブラド)であり、作中での吸血鬼めいた出で立ちから、あの最凶最大最恐の吸血鬼ドラキュラ伯爵を生み出した小説家、ブラム・ ストーカー とのダブルネーミングであっても不思議ではないが。 No.10 サンダーブーメランW10(STZ) 漫画『ダッシュボーイ天』の最後の主人公機となるブーメランが登場。 当然のようにスーパーTZシャーシ、そしてブラックストーカー型のホイールを採用したそのフォルムは 当時のガチ勢を大いに歓喜させた。 よっぽど大量に作ったのか、三次ブーム初期頃は二次ブーム期に生産されたものを見かける機会も多かったが それでもブラックストーカーと共に2012年に13mmボールベアリングを4つ付けて再版される。 流石に今となってはどちらも見かけることは少なくなってきたので、万一発見したら即座に確保しよう。 シルバーメッキやらレッドメッキやらが存在したらしい。 No.11 レイホークガンマ(STZ) ブラックストーカー同様に真っ黒なボディに身をまとったマシンだが、 何よりの特徴はステルス戦闘機を連想させる車高の低さ。 実はこのマシンのボディは、一番高い所でもギヤカバーよりも低く作られている為、 全ミニ四駆中No.1の車高の低さを誇る。 だが決して扁平では無いそのデザインは、今でも非常に多くのファンを獲得している程に人気が高い。 2012年にry 一時期、どういう訳か白色のボディが大量に出回った事があるほか、 限定でブラックメッキのボディも存在したらしい。 No.12 タイガーザップ(STZ) オリジナルデザインでは最後となるスーパーミニ四駆だが、とにかく影が薄い。 と言うのも、漫画『ダッシュボーイ天』はこのマシンの初登場を最後に連載が終わってしまい(作者急病の為)、 このマシンはレースが描かれなかったどころかたった2コマしか登場できなかったという悲劇のマシンである (しかも内1コマはシルエットなので、実質1コマだけしか登場できていない)。 更にダッシュボーイ天が打ち切りに伴い大量の単行本未収録話を作ってしまい、 当然タイガーザップ登場の話も単行本に収録されていない為、尚更影が薄い… 2013年にゴールドメッキホイール付きで再版されるも、こちらも割と簡単に手に入る。 また、2003年に阪神タイガースが快進撃を続けていた時、便乗商法の一環として ボディとホイールを真っ黄色に変更されたリミテッドスペシャルも発売された事がある。 No.13 ビッグバンゴーストGPA(VS) ビッグバンゴーストにGPチップ(2000年代初期に一部で出回ったシステム)を組み込ませる為に あちこちに変更や肉抜きを施してリデザインしたモデル。 ボディ色はオリジナルのホワイトから、正反対のブラックへと変更されている他、 シャーシがVSシャーシに変更され、限定版は小径タイヤに変更されている。 が、これ自体がぶっちゃけ限定版であり、今ではもう生産されていないので手に入らない。 No.14 リバティーエンペラーGPA(VS) リバティーエンペラーにGPチップをry こちらはオリジナル同様のホワイトボディのまま大胆にアレンジ。 シャーシはVSシャーシの白が付属。当時は割と珍しいカラーであった。 余談だが、ジャニーズのNEWSに所属している増田貴久氏の昔からの愛機でもあり、 ミニ四駆超速ガイド2014ではチャンピオンズ(ミニ四駆が超速い人たち)3人+編集者1名を相手にガチレースに挑み 見事2位と好成績を収めている為、レーサーたちからは注目の的にもなっていたりいなかったり。 No.15 ブーメラン10GPA(TZ-X) ブーメラン(ry シャーシは当時は珍しかったスーパーTZ-Xシャーシのホワイトとなっている。 ボディもホワイトそのままな為、タイヤ以外は白尽くしのキットでもある。 こちらも現在は絶版。見つけたら結構ラッキーかも。 その他・限定マシン リバティーエンペラー ブラックスペシャル(S1) ブーメランと違ってこちらは限定ラインナップとなった、リバティーエンペラーのブラックスペシャル。 オリジナルのリバティーエンペラーの翌年に発売されたが、何故かアイテムNo.がオリジナルより若い謎のマシン。 昔は一時期生産されただけでその後は再生産されず、文字通り幻のマシンと称されていたが、 2005年のスーパーミニ四駆メモリアルボックスで遂に再録され、 続く2013年には普通にキットとして一般販売された為、随分と価格も落ち着いたが、現在再び絶版。 2017年、なんとまさかのプレミアム化を果たしたが、 白ボディに白シャーシ、そして本来のステッカーをそのままメタリック仕様にした本家版とは異なり ピンクシャーシにピンクタイヤ、そしてステッカーもピンクが基調となり、 黒×ピンクというギャルっぽいカラーでレーサー達の度肝を抜いた。 しかし決して不評ではなく、一次出荷版は即時完売するほどの人気を博した。 ポセイドンX(ボディ単品販売の為シャーシなし) 1993年にコロコロコミックとタミヤがデザイン募集を行い、 なんと5000通もの応募があった中から徳田ザウルス先生がアレンジを加えたモデル。 93年に一瞬だけボディ単品で販売され、その後は全く再生産がなされなかったので リバティーエンペラーのブラックスペシャル同様に幻のマシンと言われていた、超希少なモデル。 2005年のスーパーミニ四駆メモリアルボックスの特典として遂に再生産が行われ、 その後2011年にスーパーIIシャーシFRP強化セット(ナチュラル)にも付属し、随分と手に入りやすくなったが 相変わらず絶版なので入手には少し骨が折れる。 イベント限定でブルーメッキボディが存在した。当たり前だがオリジナル以上の超激レア物である。 ポセイドンX ブラックスペシャル(S1) すぐに市場から姿を消してしまったポセイドンXの成型色を黒色に変更し、 更にシャーシやらその他一式を付けてキットとして販売したモデル。 だがこちらも生産数が極端に少なく、あっと言う間に店頭から姿を消してしまったので、 前述の二車種同様に『幻のマシン』としてまことしやかに語り継がれていた (再販前、ヤフオクで5万円以上の高値で取引されていたとか何とか…) 2006年にようやく再販されたが、それももう10年近く前の事なので 今となっては中古相場も高騰している。再販してくれ、マジで… 追記・修正はスーパーシリーズのマシンを愛でながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アストロブーメランはガチでカッコ良かった。フルカウル人気に隠れてるけどマジ名車揃いだよな -- 名無しさん (2015-01-21 07 19 13) ↑アストロとレイホークとブラックストーカーは今見ても十二分にカッコいい。しかしサンダーブーメランは主役の機体なのにぶっちゃけ… -- 名無しさん (2015-01-21 22 45 14) タイガーザップは小学4年生だか5年生だかで連載してたミニ四駆の漫画でライバルキャラが使ってたな -- 名無しさん (2016-10-06 20 45 15) ↑敵にボロボロにされて後継にクロスタイガーVR開発したんだったな。実際に走ってる場面が他漫画だけのタイガーザップ・・・ -- 名無しさん (2017-08-27 10 11 47) ストラトベクターはTVチャンピオンのミニ四駆王選手権で「後輪ドリフト走行を得意としたマシン」って紹介されていたけど、どういう事なの? -- 名無しさん (2018-03-31 21 55 08) キットは売ってないけどレイホークガンマの白ボディやストラトベクターのボディは今でも部品請求で買える -- 名無しさん (2018-04-20 21 45 02) 子供会のクリスマスプレゼントでブーメランガンマをもらったんだが、捨ててしまった。勿体ない事したなあ。組立後でも売れただろうに。 -- 名無しさん (2018-04-20 21 54 27) ↑↑↑FMはモーターが前にあるから、リヤ側は滑らせた方が速い=後輪をドリフトさせる走行がベスト、っていう思考に基づいた紹介だと思う。 ちなみにまんざらデタラメでもなくて、今もFM車はリヤのグリップを抜くユーザーが多い -- 名無しさん (2018-04-29 16 23 20) プレミアム版のリバティエンペラーはGPA版からの改修なのか屋根(?)のところに穴のモールドの痕跡が(確か旧版にはなかったはず) -- 名無しさん (2021-02-24 23 10 13) 名前 コメント
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登録日:2022/4/22 (木曜日) 0 29 30 更新日:2024/04/05 Fri 18 07 18NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 FRP GUP ためにならない!! キミだけのオリジナルマシンを作ろう ギア シャーシ タイヤ タミヤ ホイール ミニ四駆 モーター 初心者から上級者まで 工具を使う際は保護具を着用するように 改造 田宮模型 肉抜き ミニ四駆の楽しんでるレーサーにとって、改造とは楽しさを何倍にも上げ、さらにより自分のマシンの速さを上げるためのものである。 しかし、ただ公式から出ているパーツを購入してつけるだけ(俗に言うポン付け)だけでは狙った速さに到達しないことが多々ある。 そこで、この項目では公式ガイドブックでも取り上げることのある改造をいくつか紹介していこうと思う。 注意!!この項目は決して「必勝法」ではなく、紹介するのはあくまでも「アプローチの方法」であり「ごく一例」。 マニュアル通りに真似したからといって、お手軽に常勝マシンが作れるという訳ではない。 大事なのは自分のマシンにどれだけ向き合い、最適なセッティングを常に意識しているかということである。 そして改造をする前には必ずレギュレーションを読んで理解してから行おう。 強度を犠牲にしたり後戻りできない作業も多い為、闇雲に行って時間も手間もパーツも無駄になったという事態だけは避けるように。 あと、できれば保護具を着用して行うこと。最低限マスクと手袋、ゴーグルやエプロンがあればさらに望ましい。 あと念のために言っておくがプロペラとモーターを搭載してダウンフォース発生を図ったり、アクリル板で巨大ローラーを作ったり、アイス棒でシャーシを作ったり、プラズマダッシュにタイヤ直挿しといったレギュレーション違反上等の改造は項目を読んだアニヲタ諸兄の「ためにならない」ので取り扱わないものとする。そんな改造をする輩なんて世界に一人しかいないが 軽量化、肉抜き 改造対象:シャーシ、ボディ、各FRP(*1)補強プレート等 ボディやシャーシ、果ては補強プレートまで。どんなパーツも削ったり大部分をカットしたりして軽くする。 ミニ四駆のパワーは想像以上に低いため、軽くする=その分運動エネルギーに変換しやすくなるということなので昔は必須とまで言われていた。 しかし近年はそれだけでは勝てないのが多い。立体セクションが増え、軽すぎるとそこでコースアウトしたり、コース壁や路面に跳ね返されることがある。 どの重さでどの速度を出すか。適正を探っていくのが今のミニ四駆である。 実はこれ以外にも金属ローラーにボール盤で穴を開けて軽量化をする猛者もいたりする。資金や設備が整っているものは強い。 シャーシ、ボディへの適合化 改造対象:シャーシ、各FRP補強プレート、ホイール、タイヤなど 軽量化とは逆に、それらを目的とはせず、旧シャーシのを現代シャーシと同じように拡張性のあるプレートを取り付けるため、もしくはフルカウルミニ四駆などの面積の多いボディを最新パーツが取り付けやすいようするために行う。 互いに干渉している部分をヤスリやデザインナイフなどで削り、ボディキャッチで無理なく装着できるように加工する。 無理やりにでも付けることはできなくはないが、その場合は大抵シャーシがねじれたままになる等、確実に走行に支障が出る。 それを避けるためにもやっていたほうがいいだろう。 削った部分がかっこ悪いと思ったならば塗装やステッカーなどで装飾してもいい。 タイヤ、ホイール加工 改造対象:タイヤ、ホイール ミニ四駆で唯一常に接地する箇所であるタイヤも、目的によって実に様々である。 幅を狭めて設置面積を減らして旋回性能を上げたり(*2)、大径タイヤをパーツクリーナーに漬けて内部の油脂を抜き、縮めて中径ないし小径タイヤとして使ったり。 ホイールとタイヤが走行中に外れないように両面テープや接着剤で固定するのもスピードロスやパワーロスを軽減させる効果が期待できる。 後は表面を削ってタイヤの径をそろえて走行中のガタを抑えるなどもある。(*3) またホイールもシャフト穴を貫通させて走行中に外れにくくするなど、手を加えていることが多い。シャフトの先端もヤスリで削ってからペンで塗ってホイールに食いつかせるようにするなどもある。 軸受けとして使うベアリングとの接地部分も削ったり、小ワッシャーを挟むなどして徹底的に抵抗を減らし、スピードアップを図る。 ブレークイン 改造対象:モーター、シャーシ、ギア モーターはもちろんシャーシやギアはそのままだと微妙にガタがあったり性能差があったりする。それを無くすためにブレークイン、いわゆる慣らしをする。 手っ取り早いのはキットを買って全部組み立てた状態から電池を入れて空運転をさせるのが一番。全てのパーツを満遍なく慣らすことができる。特にモーターやギアは駆動面で直結するパーツなのでほぼ必須といえるだろう。 しかし、このブレークインはやりようによってはいろいろある。 たとえば、タミヤから販売されている電池ボックスを繋ぐなどして高出力の電圧でブレークインをすることで高回転で回るようになり、より最高速を伸ばすことができたり、低電圧でゆっくり慣らすことでモーターのピークを探りやすくなり、ポテンシャルを最大限に発揮できるなど。 ちなみにこれも専用の電圧が調整できる慣らしツールがあったりする。すさまじい需要である。 ベアリングの脱脂、研磨剤慣らし 改造対象:各種ベアリング、ベアリング搭載のローラー 高価なベアリングには性能維持のために内部にグリスがたっぷりと塗られており、パワーの小さいミニ四駆にとっては大きな抵抗になってしまう。 そこで、オイルを利用してそのグリスを溶かしてしまおうというのがこの改造である。 塗料瓶やジャムの瓶、何でもいいので液漏れの心配がないガラス製の容器にライターオイルを満たし、その中にベアリングを入れ、よく混ぜる。目安としては新品で10~20分くらい。 オイルから取り出した後はよくふき取るように。 するとベアリングが見違えるほど回転するようになる。これでベアリング本来の性能を発揮してくれるだろう。 ベアリングを圧入したローラーからも外して脱脂をしておくとよりよい。 ただし、グリスがなくなったことで今度はさびやすくなる点には注意。こまめにベアリング用のオイルなどを一滴垂らして良く馴染ませるだけでいいので、しっかりメンテナンスしてあげよう。(*4) また、模型用のコンパウンドなどの研磨剤を内部に注入し、回転させて内部を強制的に慣らす方法も取られる。やりすぎには注意が必要だが、こちらはより効果が現れやすい。 もちろん行った後はしっかりと洗浄とオイル注入をすること。 ギアの抵抗抜き、位置出し 改造対象:シャーシ、ギア、各種シャフト、ワンウェイホイールのギア 先ほどのブレークインでも話したとおり、駆動系のロスはスピードアップを目指すうえでなるべく避けたいものである。 そのためにギアも噛み合わせを調整すべくブレークインの段階でギアを削ったり、ゆがんでいるギアを交換したりする。 それ以上となると、モーターの回転を伝えるためのギアであるカウンターギアの改造になる。 カウンターギアのギアシャフトを抵抗の少ないフッ素コートタイプにするのはもちろん、片軸ギア用のカウンターギアのシャフトとギアの接地部分をばっさりカットし、穴をヤスリで削ってそもそもの抵抗を排除してしまうことがある。(*5) さらに内部にベアリングを搭載して回転ロスを抑え、よりパワーを伝えやすくすることで、駆動ロスを抑える役割がある(*6)。 また、モーター側のドライブシャフトにもギアが一番効率よく回転する位置に持っていくために、ワッシャーやスペーサー、さらにはベアリングを使用してギアの位置出しをする。 その場合はシャーシを少し加工する場合があるが、正直シャーシ側のギアの位置出しは上級者でもかなり難しい部類に入る。 かなりデリケートな部分なうえ、今のミニ四駆だと立体セクションで十中八九飛ぶことがあるため、駆動系のダメージは想像以上に高い。頻繁にチェックしなければならず、そのためにまたマシンをばらばらにする必要があるため、下手に初心者は手を出してはいけない。 ...と、ここまで書いてきたが、これはまだ序の口である。 真の改造はこれらを自在にこなせる上で、公式の定めるレギュレーションに違反しない範囲で自分でパーツを作ることにある。 自作パーツの製作 改造対象:各種FRP補強プレート等 上記の改造は、いわゆる速さに関係するものばかりであり、公式の大会などで一番効果を発揮するのは、その速さをいかに維持しつつ、公式が用意した難関セクションをクリアして一位を取るかである。 速いだけならぶっちゃけモーターを交換するだけでもいい。ギアなどはそのモーターでより性能を発揮しやすくするためである。 しかし、ただ単純に速くしただけでは勝つことができないのが現代のミニ四駆。公式の3レーンや5レーンコースの通常レーンチェンジでも速過ぎると簡単にオーバースピードでコースアウトする。 さらに、テーブルトップ(以下TT)、ドラゴンバック(以下DB)、バンクといった公式でも販売されているコースセクションはもちろん、その年のジャパンカップならではの特別セクションがあり、その対策に毎度ミニ四レーサーは悩まされる。 特に有名な改造をあげるとともに、何を目的としてこの改造を作ったかをあげていく。 提灯ダンパー、ボディ提灯、ヒクオ 改造対象:FRP、ボディ、マスダンパーなど 提灯というのはマスダンパー(*7)を通常のようにビスに通して底面を叩くように取り付けるのではなく、吊り下げるように取り付けたものであり、リア、もしくはフロントバンパーのビス穴からFRPを伸ばし、ボディを叩くようにしてジャンプ後の着地での衝撃を抑えるギミック。ここからさらに進化を遂げたのがボディ提灯とヒクオである。 提灯ギミックをボディにビスや接着剤などで固定し、ボディ自体も切ったり加工してマスダンパーにしたのが一般的なボディ提灯。通常の提灯よりも制震効果を大幅に上げたもの。 ヒクオというのはレーサーの間でより派生したものであり、提灯やボディ提灯よりもさらに低重心になるよう改造したものである。 大きな違いはないが、基本フロントタイヤの後ろにマスダンパーが来るように配置(*8)し、立体セクションでの対策として流行(*9)。自作パーツの中でも難易度が低いこともあり、現在でも取り入れているレーサーは多数存在する。 特にグレードアップパーツ(以下GUP)のブレーキだけでは対応しきれないような短いTTやDBでは効果が大きく、それに伴い現在では公式大会に参加するマシンにとっては必須級の改造とまで言われている。 もちろん提灯がなくても戦えないことはないが。 これらのギミックは後にサイドマスダンパーをGUPとして販売されるなどの影響を与え、その改造の重要さが高いことを証明した。 スライドダンパー、ピボットダンパー 改造対象:FRPなど デジタルカーブ(*10)、ロッキングストレート(*11)といったマシンの耐久性を著しく奪うセクションに対抗すべく開発されたギミック。 実は公式からすでに販売されている「スライドダンパー」「アルミ可変ダウンスラストローラー」を参考に作られたものである。 スライドダンパーはスプリングによって稼動し横方向の衝撃を逃すのに大きく貢献し、ピボットダンパーは一本の軸を起点として稼動、衝撃を後方に受け流すことで上述したセクションをすばやくクリアするのが目的である。 もちろん公式のもので十分対策としてはいいのだが、だいぶ昔のパーツのためそこまで想定されておらず、プラ製のためパーツの強度があまり高くなく、長時間走らせているといつの間にか歪んでいたりする。 さらにダウンスラストローラーもいかんせんダウンスラストがきつすぎて大きく減速してしまう(*12)ため、FRPなどで自分で作ってしまおうとしたのがこの自作パーツになる。 当然FRP製のためプラ製のシャーシバンパーよりも強度は高くなり、さらに角度も自由に作れるため、コースにあわせたものが用意できる。 ピボットダンパーは縦にスプリングを内蔵したスプリング型と、AOパーツのローラー用ゴムリングを利用したゴムリング型の2種類が存在するが、耐久性はあるが加工の難しく、メンテナンスが大変なスプリング型よりも、加工難易度が低くメンテナンスも容易なため、初心者などではゴムリング型が主流となっている。 スライドダンパーに関しては後に公式から金属製のより強度の高いものがGUPとして販売され、精度の高さから使う人もいるが、ピボットダンパーはいまだに自作するしかない。 高難易度改造の練習としてやってみるのはどうだろうか? AT(オートトラック)ダンパー 改造対象:シャーシ、FRPなど ミニ四レーサーの技術や知識の豊潤に伴い、公式が考案したより複雑化したセクションに対抗すべく、通常時は働かないが、コースアウトするような強い衝撃を受け流して走行を安定させることを狙ったのがこのATダンパーである。 先ほどのデジタルカーブやロッキングストレートに加え、ジャンプ、バンク、スロープといった複合セクションに全て対応するのは例えパーツ無制限だとしてもマシン重量がかさばる上に、全てのパーツがうまく機能するとは限らない。ならばいっそ一個のパーツにまとめて請け負ってしまおうというのが狙いである。 1~2本のビスを軸に、取り付けたFRPが縦、斜めに稼動するなど、あらゆるギミックに対して一定の効果を発揮し、完走率を高めてくれる。上級者だと上記のスライドダンパーやピボットダンパーも併用してくる。 加工難易度はやや低めだが、それでも一部専用工具(*13)が必要になってくるなど、初心者には難しいかもしれない。それでもその難易度に見合う効果はあるので、もし興味が出たなら一度チャレンジしてみてはどうだろうか。 フレキシブルマシン 改造対象:シャーシ、ギア、ボディなど アニメ爆走兄弟レッツ&ゴー!!に登場した劇中のビートマグナムやバックブレーダーなどは、サスペンションシステム(*14)を搭載しており、着地時の衝撃を和らげたり、走行を安定させる構造となっていた。さすがにマグナムダイナマイトみたいなとんでもないことはできないが。 それを現実のミニ四駆に何とか採用できないかと考案されたのがフレキシブルマシン、通称フレキである。 シャーシを分割して稼動できるようにし、内部にスライドダンパー用のスプリングを仕込み、その力によって衝撃を吸収、着地時の挙動を安定させるのが狙い。 二分割までならMAシャーシのスターターパックで全てパーツが揃った状態から作成可能なので、自信がないならこちらから試してみるのもあり。 本格的な改造でやりやすいのが三分割構造のMSシャーシで、比較的加工工程も少なく初心者でも作れる。工具をそろえればちょっとの立体コースならマスダンパー要らずの衝撃吸収マシンが作れる。 精度を出すとなると熟練した技術が求められるが、それを差し引いてもやるメリットは大きい。 反面、駆動関係の負担は大きく、しっかりとメンテナンスしなければ突然ギア(*15)が壊れてストップするなんてことがあるので、走り終わったらギア周りは必ずチェックするように。もしモーターが回ったままだったら即停止させるように。止めなければモーターが過熱し、シャーシが溶けてマシンがお釈迦になってしまう。 後は稼動させすぎも地味に危険。稼動域が広すぎるとコーナーでギアのトルクが抜け、思った以上に減速してしまうことも。スペーサーをかますなどしてサスペンションの稼動域を調整し、どのぐらいが最適かを見極めよう。 リアモーターシャーシのFM化 改造対象:シャーシ FM-Aシャーシの登場により、FMシャーシ愛好家や昨今の立体コースでの重心の位置の観点からこのシャーシを軸にマシンを組み立てるレーサーも多くなった。 しかし、世の中にはそれ以前からあるFMシャーシやスーパーFMシャーシを使用する古のFM愛好家がいる。ただ、 ホイールベースも短く、駆動効率もなかなかだがバンパー強度が貧弱な上にギアが最高で4:1までしか対応せず、そもそも古すぎて対応パーツが少ないFMシャーシ。 そこまで古くないため対応パーツが多くまだ手の施しようがあるが、駆動効率が最悪な上にプロペラシャフトが2mmとロスが大きく、ホイールベースが全シャーシ中最長の84mmとテクニカルセクションの多い昨今のサーキットとは相性が悪すぎるスーパーFMシャーシ と、今を戦うには少々…いや、かなりハンデが多かった。 そんなFM愛好家がFM-Aシャーシが出るまで主流となって行った改造が最新シャーシをいじってFMシャーシ化することだ。 当時猛威を振るっていた軽くて拡張性も高いVSシャーシ、強度もありバランスのいいARシャーシ、そして比較的駆動系統やホイールベースが近いスーパーXシャーシ、その改良型のスーパーXXシャーシを基にして、 電池ボックスの出っ張りを切り取って電流を逆向きに流してタイヤを逆回転させる。 バンパーセッティングも反転し、人によってはスイッチなども改良する。 スーパーXやスーパーXXに至っては前後のバンパーをカッターのこで切り落として反転して接着する完全逆転型も存在した。(*16) といったことをしていた。 もちろん最新シャーシのVZシャーシでもFM化するものは存在し、完成度が高いとFM-Aをぶっちぎることもありえる。 というよりはFM化をずっとしてきたレーサーにとってはある意味FM-Aシャーシよりも信頼性が高いのかもしれない。 デメリットとしては加工工程が少々多いことと精度が高いことが求められる。 特にスーパーXやスーパーXXではそれが顕著に現れるので(*17)、これをするくらいならホイールベースも駆動系も同一なFM-Aを使うことをお勧めする。 お勧めはAR。フロント、リアバンパーともに一体成型のため強度もあり、ホイールベースや駆動系の違いからFM化の効果が高い。 あと、当たり前だがそのままリアバンパーをフロントとして扱おうとすると、スラスト角が±0のためコーナーで暴走してしまうのでダウンスラストを付けることをお忘れなく。(*18) 逆に言えば、自由に角度を付けられるのでお好みの角度で試してみよう。 ペラタイヤ 改造対象:タイヤ え?上でもうタイヤを取り上げてるのにまたタイヤ?と思ったそこの君。 甘い。上級者はもっと上の改造を行っているのだ。 それがこのペラタイヤ。削るとかそんなものじゃない。完全にタイヤをぺらっぺらの状態になるまで加工する。 やり方は簡単。ワークマシン(*19)にタイヤをセットし、やすりで回転させながら表面を削ったり、デザインナイフで切り込みを入れてタイヤの表面を削ぎ落とす。 当然回転させながらの作業になるため、タイヤカスやたまに工具が弾かれて怪我をする、といった危険を伴うので、この改造ではゴーグル、手袋やエプロンといった保護具の着用を強く推奨する。 この改造のメリットとしては タイヤ径が小さくなることで加速力が上がり、コーナーでの立ち上がりに有利に働く 上記のタイヤ、ホイール加工で触れた通り、コースにしっかりタイヤが接地してくれるようになる タイヤのゴム自体の体積が小さくなるのでジャンプ後の着地で跳ねにくくなる。特にスーパーハードタイヤでこれができると本当に跳ねない。 全体的に車高を下げられるので、図らずとも低重心化できる と、非常に大きい。特に昨今のジャパンカップではテクニカル、かつジャンプセクションの多い傾向が強いため、この改造を行っていると非常に頼もしい。 もちろんデメリットも存在し、 ノギスなどの測量を行ってないと、タイヤ径がバラバラという事態が発生しやすく、その場合はまるで意味がなくなる タイヤ自体を削る関係上、ストレートが多いセクションでは最高速が伸びず速度負けの可能性が高くなる 慣れないうちは失敗しやすく、削りカスなどの後掃除が大変 タイヤのゴムの体積が減る分、衝撃がダイレクトに駆動系に直撃する。ギアもそうだが、一番割りを食うのがドライブシャフト。ペラタイヤの場合は中空シャフトはあまり推奨せず、ノーマルを使った方が無難 削る時間を継続的に長くしすぎるとタイヤが熱を帯びて溶けだし、加工が上手くいかなくなる。また、モーターやバッテリーも熱を帯びるので、こまめに休ませる、もしくは予備を用意して交換するなどして対処しよう。(*20)また、ヤスリ等も目詰まりを起こしやすくなるため、可能なら適宜水を差すと作業がやりやすい。 もあるため、コースレイアウトやマシンの方向性をしっかりと決めてから行おう。これとギア比をしっかり理解できれば君も晴れて中級者の仲間入りだ。 用意できる数が多いに越したことはないが ほかにも色々あるが、全て紹介するとなると情報がパンクしかねない。 興味が出たのならネットや公式ガイドブックを呼んでみることをお勧めする。 特に公式ガイドブックに書いてあることは外れないため、ミニ四駆初心者には特にお勧めする。 追記、修正は自力でフレキ・ATダンパー、ボディ提灯を搭載したマシンをくみ上げてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 1時ブームの頃はギアの改造禁止だったんだけど、今はベアリング仕込むとかやっていいんだ… -- 名無しさん (2022-04-21 00 56 36) 全部じゃなくていいからどこまで改造していいのかみたいなの欲しいな。 -- 名無しさん (2022-04-21 01 41 33) 肉抜きってよっぽど上手くやらないと意味がないって研究か出てたよな -- 名無しさん (2022-04-21 09 12 41) 八木に電流が走りそうな項目やな -- 名無しさん (2022-04-21 09 24 37) へぇい 皆さんはこちらのサイト「アニヲタwiki」をご存知でしょうか -- 名無しさん (2022-04-21 09 37 35) ↑5そもそも2次ブームのころに発売された新型ギアのセットにはベアリングも付属されてるからね -- 名無しさん (2022-04-21 09 43 14) 電池そのもののブレークインなんてのもね。いかんせん放電機能も兼ねた(できれば放電→充電をやってくれる)充電器が必須ではあるが。これもなかなか高額 -- 名無しさん (2022-04-21 12 06 14) 例の改造おじさんはホバーミニ四駆(?)とかみたいに時々まともなのも作るから侮れない -- 名無しさん (2022-04-21 20 36 14) 空気抵抗あり! -- 名無しさん (2022-04-21 20 56 55) そろそろ塩はタミヤの店に並んだのかな?(すっとぼけ) -- 名無しさん (2022-04-21 21 25 10) ??「すまんかった」 -- 名無しさん (2022-04-22 00 49 57) タミヤ製品ならOKのレギュレーションだからケースを切ってパーツに使ってるの面白いんだよね -- 名無しさん (2022-04-22 21 09 00) ↑あと本来ならゴールしたあとのマシンを取りやすくするためのキャッチャーなんかもね -- 名無しさん (2022-04-23 12 45 13) ↑7とはいえあの付属の丸穴ボールベアリングだとガッタガタだから、今だと620かフッ素コート、HG丸穴推奨。フローティングやるならこれくらいないと意味ない -- 名無しさん (2022-04-23 13 28 10) 某マン氏も似たような魔改造してるので1人ではないですね -- 名無しさん (2022-04-23 16 13 03) ケースを切って? ケースが田宮製品ならプラ板取るのにニッパーとかで切った貼ったしてもOKってことかい -- 名無しさん (2022-04-23 16 39 20) 冒頭のレギュ違反改造って、ほぼ確実に謝罪するやつじゃねぇか -- 名無しさん (2022-04-23 16 44 42) ↑2ケースもキャッチャーも車検時に「これ素材は?」って聞かれることあるから「元々はあれです」ってしっかりミニ四駆のラインナップに有るものを答えればいい。まぁ、大抵キャッチャーダンパーかアンダーガードとして使われる位だからそこまでヤバい改造は今のところない。 -- 名無しさん (2022-04-23 22 22 17) ↑ 先週行ったJC東京大会で車検行ったときは東北ダンパーやボディ提灯が上がりすぎないようにストッパーでポリカの端材使ってたけど特に言われることはなかったなあ -- 名無しさん (2022-04-23 23 38 38) アルミやアクリル製で物が硬いので下手に切ると危険だからか、セッティングボードの切り出しはアウトに -- 名無しさん (2023-12-22 18 38 24) 名前 コメント
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ミニ四駆・改造方法と改造パーツ 395 名前:水先案名無い人:2009/08/26(水) 22 39 50 ID Z1K+1Hn60 ミニ四ファイター「ミニ四駆を改造したいかーーーーッ」 レーサー「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」 ダンガンガッツ「オレもだ オレもだみんな!!」 ダンガンガッツ「ミニ四駆の改造方法と改造パーツ入場!!!」 前ちゃん「全ミニ四駆改造方法及び改造パーツ入場です!!!!」 全ミニ四駆改造方法及び改造パーツ入場!! このモーターは当たりだった!! 正回転と逆回転を繰り返し勝負モーターが完成した!!! 苦心!! モーター慣らしだァ――――!!! コースアウト対策はすでにこのパーツが完成している!! 大径スタビヘッドだァ――――!!! 組み上げしだい空転させまくってやる!! 短気なお子様には不向きな改造法代表 電池がなくなるまでギア慣らしだァッ!!! 純正パーツの勝負ならこの改造の出来がものを言う!! ノーマルの車軸受け ハトメッツァー ハトメの金具を加工!!! 真のドレスアップを知らしめたい!! フィルムシール ドレスアップステッカーだァ!!! 見た目こそ貧弱だが軽さ勝負なら全車種オレのものだ!! あだ名は『葉っぱ』 クリアボディをレギュギリギリまで切り落としだ!!! 声優ヲタ対策は完璧だ!! スペシャルキットのオマケ 桃井はるこトレーディングカード!!!! 全ミニ四駆のベスト・ディフェンスは私の中にある!! マシン保護の神様が来たッ 走らせずに飾っておく!!! 一発勝負なら絶対に敗けん!! 百円パーツの本気見せたる 短命上等 メタル軸受け!!! バーリ・トゥード(レギュレーション無視)ならこいつが怖い!! タミヤのピュア・高回転モーター プラズマダッシュモーターだ!!! モーターから最硬パーツが取り出せた!! 軽くて硬い モーターピン!!! ルールの無いレースをしていたらトラブル(車両火災)になったのだ!! 使用禁止のステッカーを見せてやる!!ニッケル水素電池!!! 新橋TPFの土産にステッカーとはよく言ったもの!! タミヤのお局様が今 21世紀でサイハツする!! 田宮流萌娘 模型のモ子ちゃん先生だ―――!!! 子供の工夫こそが商品開発の道しるべだ!! まさか待ち針がヒントになるとはッッ スタビライザーポール!!! 走らせたいからここまできたッ 手間暇一切不要!!!! ミニ四駆PROのキッズ(ゆとり)マシン 完成車だ!!! この改造をすれば速くなる訳ではないこの改造が出来るレーサーのスキルが高いのだ!! 御存知模型板ミニ四駆スレが荒れる原因 井桁!!! ミニ四駆レースの本場は今や公式にある!! オレの出番はもう無いのか!! フェンスカーだ!!! 高カァァァァァいッ説明不要!! 1個1000円!!! 貧乏人には買えない!!! HGカーボンワイドステー各種だ!!! 夢パーツは耐久レースで使えてナンボのモン!!! 超実戦夢パーツ!! お洒落は足元からワンウェイホイールの登場だ!!! 優勝はオレのもの 邪魔するグリスは思いきり溶かし思いきり洗うだけ!! ボール・ベアリング定番改造 ジッポーオイルで洗浄 マシンを試しにコース常設店へきたッ!! ミニ四駆全初心者あるある 超高レベルな常連を見て心が折れる!!! ボディに更なる磨きをかけ ”光沢”クリアスプレーが帰ってきたァ!!! 今の自分に羞恥心はないッッ!! アキバ・レーサー ボディが痛車!!! ミニ四駆20年の定番ネタが今ボディを貫く!! 第一次ブームから 肉抜きだ!!! ミニ四レーサーの前でならオレはいつでもマスダンパーだ!! 滑る金属車輪 ダンガンレーサー用メタルスキッドホイール 本名で登場だ!!! ボーカロイドの仕事はどーしたッ 二次元歌姫の人気 未だ衰えずッ!! 走るも歌うも思いのまま!! 初音ミクスペシャルだ!!! 特に理由はないッ 汎用パーツが使えるのは当たりまえ!! パーツ本体にはないしょだ!!! パッケージ開封! ゴールドターミナルのスポンジがきてくれた―――!!! フェンスカーで磨いた実戦改造!! 第二次ブームのハイスピード・チューニング 超大径タイヤだ!!! 実戦だったらこのパーツを外せない!! 超A級歯車 超速ギアだ!!! 超貧乏レーサーの超一流の改造だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ その発想は無かった!! パッケージの厚紙でスラストの角度調節!!! ミニ四駆のハイレベル高速レース化はこのパーツが確定化させた!! タミヤの切り札!! ボールベアリング各種だ!!! バランス度外視でスピード狂の三流レーサーが勝手なことをしたッ それで良いのかッ 君は満足かッッ 俺達は君を軽蔑したッッッレーンチェンジに蓋をされた――――――――ッ 加えてミニ四駆に興味が出てきた方に備えお手軽な改造方やパーツを4種類御用意致しました! コストパフォーマンスが最高 低摩擦プラローラー!! エコロジー改造 パーツを切り離した後のランナーをシャーシに接着して剛性強化!! 車幅をギリギリまで広く!ワイドマウント&ワイドプレート! ……ッッ どーやらまだ沢山改造方はある様ですが、ここからはご自分で探してみて下さいッッ 関連レス 400 名前:水先案名無い人:2009/08/26(水) 23 06 57 ID 9tafh4Gr0 399 ミニ四駆のハイレベル高速レース化はこのパーツが確定化させた!! タミヤの切り札!! ボールベアリング各種だ!!! ただし六角、てめーはダメだ 抵抗抜きはー? 401 名前:水先案名無い人:2009/08/26(水) 23 24 17 ID Z1K+1Hn60 400 抵抗抜きはー? 素で忘れてました 見直してみたらギヤがギアになってたり改造方が改造法になってたり・・・ 出来ればフッ素系パーツやコンペギヤを入れて作り直してみたい・・・ ちょっと体を脱脂してきます 402 名前:水先案名無い人:2009/08/27(木) 00 09 58 ID FMJvqTkxO 肉抜きナツカシス ミニ四駆にまで痛車があるのは驚きだが 403 名前:水先案名無い人:2009/08/27(木) 01 39 38 ID eCxuvWIO0 むしろ実物より痛くしやすい(経済的な意味で)と思うのだがどうだろう 404 名前:水先案名無い人:2009/08/27(木) 09 25 51 ID u2F7ZVGtO ダッシュ四駆郎世代の俺が乙 405 名前:水先案名無い人:2009/08/27(木) 09 49 48 ID B1eXdsY60 ワンウェイホイールの原理を説明できず第一コーナーでバラバラのまっしろけ。乙。 コメント 名前
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( A`)スレまとめ 3 :以下、名無しにかわりましてVIがお送りします :2008/08/02(土) 01 32 59.17 ID HMAm71bDO 俺の名前はドクオ。彼女も友達もいない大学一年生。 いつもなら夏休みなんてダラダラ昼寝して過ごすだけだった。だけど、今日からは違う。 ( A`)「よし!荒巻模型店に行くぞ!」 ミニ四駆という趣味に目覚めたからだ。 ( ∀`)「へへ、今日はコースアウトさせないぞ」 俺の愛車、エンペラーが華麗にレーンチェンジを攻略する様を想像しながら荒巻模型店に向かう。すれ違った親子連れに変な目で見られた気がするけど気にしない。そんなことを考えているうちに荒巻模型店に到着した。 4 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 34 36.12 ID HMAm71bDO ( A`)「こ、こんにちは」 ξ゚⊿゚)ξ「いらっしゃい。あら、あんた。早いのね。ブーンとショボンはまだ来てないわよ」 ( A`)「そ、そうなんだ」 \(^o^)/「ツンちゃん その人は 誰だい?」 どうやら先客がいたらしい。 6 : ◆UcHUIyQWbY : 5修正しました :2008/08/02(土) 01 38 39.47 ID HMAm71bDO ξ゚⊿゚)ξ「昨日初めて来たお客さん。ドクオっていうの。ブーンとショボンと同じ大学なんだって」 ( A`)「は、はじめまして、ドクオです」 \(^o^)/「はじめまして 僕の名前は オワタです」 そう言いながらオワタさんは俺との距離をズイと詰める。 7 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 39 07.73 ID HMAm71bDO (; A`)(か、顔が近い…) \(^o^)/「ドクオ 君は どんなマシンを 使うんですか?」 そう言いながら俺のバックを勝手に覗き込む。 (; A`)「お、俺は昨日復帰したばかりなんですけど、このエンペラーPROです」 8 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 39 44.12 ID HMAm71bDO \(^o^)/「そうですか そうですか ちなみに 僕のマシンは これです」 と、自分から聞いておきながら俺のエンペラーには見向きもしない。 (; A`)(…わかる!俺でもわかるぞ…!この人…」 (; A`)(…すごく空気読めない人だッ!) 9 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 40 51.24 ID HMAm71bDO それはさておき、俺はオワタさんのマシンを見せてもらう。 (; A`)「これはまた、なんていうか…」 \(^o^)/「魔法少女 へりかる☆クラウンの ピンク・クラウンちゃんです」 オワタさんのマシンは実車系のボディのマシンだったが、そのボンネットの部分には女の子のキャラクターがプリントされていた。 さらに良く見るとウイング部分には“へりかる☆クラウン”というロゴが入っていた。 10 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 45 59.56 ID HMAm71bDO (; A`)「か、可愛いマシンですね」 \(^o^)/「そうでしょう そうでしょう 魔法少女へりかる☆クラウンというのは 2005年4月から放送されているアニメで ピンク・クラウンちゃんはその主人公の シャフト星出身のお姫様なんです ピンク・クラウンちゃんには生き別れの双子の妹の オレンジ・クラウンちゃんがいて 最初は敵同士なんですけど 次第に分かり合って…」 11 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 47 15.15 ID HMAm71bDO (;; A`)「は、はぁ」 オワタさんはなんだかすごい勢いで魔法少女へりかる☆クラウンについて語り出した。 \(^o^)/「……それで 第13話のピンクちゃんが それは それは 可愛くて…」 ( (゚∀゚∩「オワタ君、その位にするよ!新入り君ひいてるよ!」 と、困りきった俺に助け舟を出すように、1人のお客さんが会話に入ってきた。 13 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 49 10.76 ID HMAm71bDO \(^o^)/「おや なおさん 来てたんですか?」 ( (゚∀゚∩「今来たところだよ!新入り君、はじめまして、なおるよだよ!みんなにはなおさんって呼ばれてるよ!」 ( A`)「は、はじめまして、ドクオです」 ( (゜∀゜∩ 「いきなりあんな話されて困ったよね!オワタ君はもう少し空気を読むべきだよ!」 \(^o^)/「なんの ことやら」 どうやらこの人も常連らしい。 16 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 52 48.57 ID HMAm71bDO ( (゚∀゚∩「ところでマシンをチラッと見せて貰ったけど、エンペラーPROとはなかなかいいチョイスだよ!」 ( A`)「あ、ありがとうございます。ところでなおるよさんはどんなマシンを使ってるんですか?」 17 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 53 27.57 ID HMAm71bDO 俺は半分オワタさんから解放されたいのもあって、なおるよさんに尋ねてみた。 ( (゜∀゜∩ 「なおさんでいいよ!僕のマシンはこれ!サンダーショットJr.だよ!」 そういってなおさんが見せてくれたのはサスまで丁寧に塗装された、ピンク色のマシンだった。しかし、より一層俺の目を引いたのはボディではなく、シャーシの方だった。 ( A`)「これって…タイプ1シャーシですよね?」 21 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 56 00.14 ID HMAm71bDO サンダーショットJr.のシャーシは、かつて俺が使っていた元祖エンペラーと同じタイプ1シャーシのはずだ。 しかしなおさんのマシンのそれは一見してとてもそうは見えなかった。 22 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 01 56 38.67 ID HMAm71bDO それもそのはず、本来のバンパーは切り落とされ、FRP強化プレートで作られたバンパーが取り付けられていたからだ。 ( (゜∀゜∩ 「この改造は井桁って言うんだよ!古いシャーシでも手をかけてあげれば、ぬるい新マシンなら勝てるよ!」 と、なおさんは挑発するようにオワタさんの方をチラッと見る。 24 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 01 01.34 ID HMAm71bDO \(^o^)/「それは 聞き捨て なりません」 ( (゚∀゚∩「それならレースで決着をつけるよ!」 …というわけで、2人が勝負をすることになった。 ( (゚∀゚∩「謝るなら今のうちだよ!」 \(^o^)/「それは こっちの セリフ です TRFワークス ピンクちゃんスペシャルは負けません」 2人がマシンのスイッチを入れる。軽快な回転音が店内に響き渡る。 ( (゚∀゚∩「勝負は3週勝負だよ!ドクオ君、スタートの合図を頼むよ!」 ( A`)「は、はい」 25 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 02 39.85 ID HMAm71bDO 2人がスタートの体制に入る。 ( A`)「レディ…」 ( A`)「…ゴー!」 俺の合図と同時に、弾かれたように2台のマシンがスタートする。 \(^o^)/「僕の マシンの方が リードしてますね」 スタートダッシュは小径タイヤのオワタさんのマシンの方が速いようだ。 ( (゚∀゚∩「まだまだこれからだよ!」 26 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 03 13.91 ID HMAm71bDO しかし、大径タイヤのなおさんのマシンが次第にその差を詰めていく。 (; A`)(タイプ1のスピードとは思えない) スピードがのってしまえば大径タイヤのなおさんのマシンの方が有利かと思われたが、タイプ1の車高の高さ故か、レーンチェンジで若干のもたつきを見せる。 2台のマシンの実力は完璧に拮抗していた。 29 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 04 17.03 ID HMAm71bDO \(^o^)/「ラスト一周です」 ( (゚∀゚∩「勝つのは僕のマシンだよ!」 2人のマシンが抜きつ抜かれつ、ゴールを目指す。そして… ( A`)「ゴーール!」 勝負の結果は… 32 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 05 16.45 ID HMAm71bDO \(^o^)/「僕の 勝ちです」 ( (゚∀゚∩「いや、僕の勝ちだよ!」 2人のマシンはほぼ同時にゴールしたのだ。俺の目にはどちらが先か判断できなかった。 \(^o^)/「僕のマシンは トルクチューン なおさんのマシンは スプリントダッシュです モーターの差を 考えると 僕の勝ちです」 ( (゚∀゚∩「それを言ったらオワタ君のマシンは3.5 1の超速ギヤだけど、僕のは4 1のコンペギヤだよ!だから僕の勝ちだよ!」 34 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 08 50.33 ID HMAm71bDO (; A`)「あ、あの…」 俺が困り果てていると、そこへ ( ^ω^)「おいすー!」 (´・ω・`)「やあ、盛り上がってるね」 ブーンとショボンがやってきた。 35 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 09 27.58 ID HMAm71bDO (; A`)「あ、ブーン、ショボン、なおさんとオワタさんが…」 ( ^ω^)「おっお、いつものことだお」 (´・ω・`)「うん。ああ見えてあの2人は仲が良いから大丈夫だよ」 ( A`)「そ、そうなんだ」 とりあえず一安心した。 (´・ω・`)「あ、ツンさん、モナーさんはまだ来てないかな」 ξ゚⊿゚)ξ「今日はまだ来てないわね」 ( A`)「モナーさん?」 ( ^ω^)「おっお。このお店で一番速い常連さんだお」 37 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 10 16.52 ID HMAm71bDO (; A`)「え、まだ速い人がいるの?」 (´・ω・`)「そうか、今日こそは荒巻模型店のトップレーサーの座を譲ってもらおうと思っていたのに残念だよ」 ( ^ω^)「ちなみに2番目に速いのがショボンなんだお。今まで何回もモナーさんに挑戦してるけど、まだ一度も勝てたことはないんだお」 38 : ◆UcHUIyQWbY :2008/08/02(土) 02 11 19.02 ID HMAm71bDO ( A`)(あの2人よりもっと速い人がいるのか…) ボクノカチダヨ! イヤイヤ ボクノ カチデス いまだ言い争う2人の声を耳に、俺は改めてミニ四駆の奥深さを考えさせられていた。
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( A`)スレまとめ 4 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 13 06.96 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「さて、着いたぞ」 俺は今日も荒巻模型店に来ていた。 ここ最近ちょっと通いすぎな気もするが、大学生の春休みは長く、バイトは深夜だし、昼間は他にすることもないのだ。 ( A`)「こんにちは」 ξ゚⊿゚)ξ「あら、いらっしゃい」 ( A`)「あ、今日は子供たちが来てるんですね」 ξ゚⊿゚)ξ「ええ、小学校も春休みに入ったらしいわ」 ミニ四駆のコースの周りには4人の子供たちが陣取って楽しそうにマシンをいじっていた。 ( ><)「あ、ドクオお兄ちゃんこんにちはなんです!」 ( A`)「こんにちは、ビロードくん」 6 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 15 08.45 (p)ID OF7FNrW2O(67) この子はビロードくん。ここ荒巻模型店の常連、モナーさんの息子だ。 ( ● ● )「こんにちは」 (=゚ω゚)ノ「こんにちはだょぅ」 (-_-)「こんにちは…」 この子たちはビロードくんの友達のワカッテマスくん、ぃょぅくん、ヒッキーくん。 みんな今年から小学4年生になる同級生だ。 ( A`)「ブーン達はまだ来てませんか?」 ξ゚⊿゚)ξ「ブーンは確か今日はバイトだって言ってたわ。ショボンはわからないけど」 ( A`)「そうなんですか」 コースを使いたいところだが子供達が楽しんでいるから少し遠慮しよう。 9 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 16 42.08 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ><)「また負けちゃったんです!」 (=゚ω゚)ノ「やっぱりワカッテマスくんは速いょぅ」 (-_-)「もう大人にも勝てるよね」 (* ● ● )「いやあ、そんなことないんです」 ( A`)(相変わらず仲良いなぁ…) 子供達の様子を微笑ましく眺めていたのだが…。 ( ><)「セッティング換えるんです!え~と…フロントは…」 ( ● ● )「あ、そのフロントスライドダンパーは止めた方がいいです」 ( ><)「そ、そうなんですか?」 ( ● ● )「強度的にも精度的にも良くないし、そもそも減速の為のパーツです。スピードアップには繋がりません」 10 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 17 56.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ><)「フロントは後回しにするんです!タイヤを…」 ( ● ● )「あ、あ、スポンジタイヤは抵抗が大きすぎてコーナーで遅くなるからダメです!」 (; A`)(ワカッテマスくん小学生なのに詳しいなぁ…) ワカッテマスくんがビロードくんにアドバイスをする。しかしビロードくんは釈然としない様子だ。 ( ><)「でもグリップ力があった方が…」 ( ● ● )「ダメです。しかもスポンジタイヤは変形しやすいし、跳ねやすいからゴムタイヤの方がいいです!」 (;><)「でも…」 11 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 20 06.62 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ● ● )「あ、あとそのワンウェイホイールも重いし精度が悪いからダメなんです」 ( ><)「……」 ( ● ● )「それからそのエアロハイマウントローラーも強度が弱いし、そもそもミニ四駆程度の大きさじゃダウンフォースは…」 ( ><)「……いんです」 ( ● ● )「?なんですか、ビロードくん?」 (#><)「うるさいんです!」 (; ● ● )「な…」 (# ● ● )「せっかく人が親切に教えてあげてるのになんですか!そんなんだからいつまで経っても遅いんです! 僕の言うとおりにすれば速くなるんです!」 (#><)「うるさいんです!僕は僕の好きなようにマシンを組みたいんです!」 12 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 20 54.49 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;=゚ω゚)ノ「ふ、2人とも止めるょぅ!」 (;-_-)「そ、そうだよ、喧嘩はよくないよ」 ぃょぅくんとヒッキーくんが仲裁に入るが… (#><)「2人には関係ないんです!」 ビロードくんが振り回した腕が偶然ぃょぅくんの頭に… ボカっ! (=゚ω゚)ノ「……」 (=;ω;)ノ「うわああああああん!!」 (;><)「ご、ごめんなんです、ぃょぅくん!わざとじゃないんです!」 (# ● ● )「とうとう暴力まで振るいましたね!最低なんです、ビロードくん!」 (#><)「わざとじゃないって言ってるんです!」 14 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 22 31.45 (p)ID OF7FNrW2O(67) ビロードくんがワカッテマスくんに飛びかかる。 (# ● ● )「イテテ…やりましたね!それならこっちだって…えい!」 ワカッテマスくんも応戦し、取っ組み合いの喧嘩になる。 (;-_-)「や、やめなよ」 (=;ω;)ノ「ヒック、ヒック……」 (;´・ω・`)「こんにちは…ってどうしたの?」 (; A`)「あ、ショボン!事情は後で話すからワカッテマスくんを抑えて!」 (;´・ω・`)「う、うん!」 (; A`)「俺はビロードくんを抑えるからツンさんはぃょぅくんをなだめて!」 ξ;゚⊿゚)ξ「わかったわ!」 なんとかして2人を引き離すことは出来たのだが… 15 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 23 53.37 (p)ID OF7FNrW2O(67) (メメ# ● ● )「ビロードくんの分からず屋!」 (メメ#><)「分からず屋はワカッテマスくんの方なんです!」 依然言い争いを続ける2人。 ξ;゚⊿゚)ξ「あらあら、仲良くしなきゃダメよ?」 (メメ# ● ● )「だって悪いのはビロードくんなんです!……行きましょう、ぃょぅくん!」 (=;ω;)ノ「グス、グス……」 (#メメ><)「ワカッテマスくんなんかもう知らないんです!ヒッキーくんは僕の味方ですよね?行きましょう、ヒッキーくん!」 (;-_-)「ま、待ってよ、ビロードくん!」 17 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 25 20.36 (p)ID OF7FNrW2O(67) ξ゚⊿゚)ξ「みんな行っちゃったわね……」 (;´・ω・`)「一体なにがあったの?」 (; A`)「実は…」 俺はことの成り行きをショボンに説明した。 (´・ω・`)「なるほど、そんなことがあったのか」 ( A`)「確かにワカッテマスくんの言ってることは正しいんだけど、頭ごなしに自分のセッティングを否定されたら腹が立つのもわかるよね」 (´・ω・`)「大人のレーサーでもたまにそういう人いるよ。自分の理論を押し付けてくる人」 ( A`)「あ、大人でもいるんだ」 (´・ω・`)「うん。本人に悪気はないんだろうけどね…やっぱり押し付けは良くないよ」 18 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 26 03.04 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「そうだよね。やっぱりミニ四駆は自分の好きなように楽しまなきゃ。 ……それにしても普段仲の良い2人があんな大喧嘩するとはね……」 (´・ω・`)「うん、ちょっと意外だよ」 ξ゚⊿゚)ξ「モナーさんに連絡した方がいいかしら?」 ( A`)「仕事中だろうけど、メールくらいなら平気じゃないかな?」 (´・ω・`)「そうだね、一応メールしておこう」 ショボンがビロードくんの父親であるモナーさんにメールを送った。そしてしばらくして… (´・ω・`)「メールが返ってきた…じゃなくて電話だ。はい、もしもし」 20 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 29 13.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) 「もしもし、モナーだモナ。ビロードとワカッテマスくんが喧嘩したモナ?」 (´・ω・`)「はい、結構派手な喧嘩で…怪我は全然大したことないんですけど。……モナーさん今電話して大丈夫なんですか?」 「ちょうど昼休みだから大丈夫モナ。 それにしてもワカッテマスくんと喧嘩モナか……幼稚園の頃からの友達だけど、あんまり大きな喧嘩はしたこと無かったモナねぇ」 ビロードくんは本来素直な性格だし、ワカッテマスくんは年齢に似合わず落ち着いているので衝突も少なかったのだろう。 「う~ん……多分あの2人なら大丈夫だとは思うモナ。でも一応帰ったら話を聞いてみるモナ」 (´・ω・`)「はい、早く仲直りするといいですね」 「そうモナね。わざわざ教えてくれてありがとうモナ。それじゃあ失礼するモナ」 モナーさんは電話を切った。 (´・ω・`)「とりあえずは様子を見るしかないね」 ( A`)「そうだね…」 22 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 30 53.31 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~そのころビロードは~ (#><)「ワカッテマスくんなんてもう知らないんです!」 (;-_-)「落ち着きなって、ビロードくん」 (#><)「でも悪いのはワカッテマスくんなんです!」(-_-)「でもワカッテマスくんもよかれと思って言ってくれたんだろうし…」 (#><)「そんなんじゃないんです!きっと自分の方がミニ四駆に詳しいからって僕をバカにしてるんです!」 (;-_-)「そんな…」 (#><)「もうワカッテマスくんとは絶交なんです!口も聞きたくないんです!」 26 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 32 43.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~一方ワカッテマスは~ (# ● ● )「ビロードくんがあんなに分からず屋とは知りませんでした!」 (;=゚ω゚)ノ「いつものワカッテマスくんらしくなぃょぅ。少し落ち着くょぅ」 (# ● ● )「ぃょぅくんだってビロードくんに殴られたじゃないですか。とんでもない奴です!」 (;=゚ω゚)ノ「僕はもう大丈夫だょぅ。それにあれは多分偶然当たっちゃっただけだょぅ」 (# ● ● )「どっちにしろもう知らないんです。ビロードくんとはもう絶交です!」 29 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 34 53.25 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ (#><)「フンッ!」 (# ● ● )「フンッ!」 (; A`)(弱ったなぁ…) あの喧嘩から一週間が経った。 しかしビロードくんとワカッテマスくんが仲直りをする気配は全くなく、店で顔を合わせても全く口を利かなかった。 (;-_-)「どうしよう…」 (;=゚ω゚)ノ「早く仲直りして欲しいょぅ」ヒッキーくんとぃょぅくんも板挟みにあって困っている。 (;=゚ω゚)ノ「ドクオお兄ちゃん、どうにかならないかょぅ」 (; A`)「え、俺?」 (;-_-)「はい、僕たちが説得しても全然聞いてくれないし…。 お父さんにも相談してみたけど“男は喧嘩して友情を深めていくニダ!ウェーハッハ!”って言って笑うだけだし…」 (; A`)「ニダーさんらしいなぁ…」 (´・ω・`)「う~ん…だからといって僕たちが口を挟むのもね…」 ( ^ω^)「おっお、モナーさんも“子供たちを信じるモナ”って言ってたおね」 30 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 35 50.21 (p)ID OF7FNrW2O(67) 今日はブーンも荒巻模型店に来ていた。事情は全て説明してある。 ( A`)「でもさすがにそろそろ放っておけないな」 (´・ω・`)「実は僕はモナーさんに頼まれててね。 2人がどうしても仲直りできない場合、自分はビロードくんを説得するから僕にはワカッテマスくんを説得して欲しいって」 ( ^ω^)「お、そうなのかお?」 (´・ω・`)「うん。モナーさんはどうして僕を選んだのか…。 でもワカッテマスくんの気持ち、わからないでもないんだ。頑張ってみるよ」 33 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 38 02.70 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ (´・ω・`)「ワカッテマスくん、マシンの調子はどうだい?」 ( ● ● )「あ、ショボンお兄ちゃん。マシンはまあまあですね。だけどタイヤがなかなか決まらなくて…」 (´・ω・`)「レストンスポンジタイヤなんかどうだい?」 (; ● ● )「え!?ショボンお兄ちゃんがそんなことをいうなんて…。レストンスポンジタイヤは全然使えないタイヤなんです!抵抗が大きすぎてコーナーで遅くなります!」 (´・ω・`)「フフ、じゃあステアリングシステムを使ったらどうだい?ついでに後輪はワンウェイホイールにしたら? ミニ四駆は前輪を滑らせてコーナーを曲がるから、抵抗の大きいスポンジタイヤだと減速してしまう、ワカッテマスくんはそう言いたいんだよね? でもステアリングシステムを使えばその悩みは解決さ!なにせステアリングを切ってコーナーを曲がるんだからね。スポンジタイヤの高いグリップ力も活かせる。 ワンウェイホイールで回転ロスを無くせば完璧さ!」 (; ● ● )「で、でもステアリングシステムもワンウェイホイールも実際には重すぎるし精度が悪いから遅くなるだけ…」 (´・ω・`)「そんなことないよ、今すぐ付けてみるといいよ」 34 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 39 35.38 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; ● ● )「で、でも…」 (´・ω・`)「さあ、早く付けてみるといいよ。さあさあ!」 (; ● ● )「わ、悪いけど僕は自分のセッティングを信じるんです!」 (´・ω・`)「……フフ、その気持ち、きっとビロードくんも一緒だと思うんだ」 (; ● ● )「!!」 (´・ω・`)「セッティングにも人それぞれ好みがあるよね。 いろいろなセッティングやマシンがあるから面白いんだ。 ……まあ、ステアリングシステムやワンウェイホイールは確かに速くするのは難しいパーツだけどね。それでも改良して使ってる人はいる」 (; ● ● )「はい…」 37 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 41 06.78 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「荒巻模型店に集まってるレーサーにもいろんなタイプの人たちがいるだろう? 僕やモナーさんみたいに速さを追求する人、なおさんのように古いシャーシで頑張ってる人、オワタさんみたいにボディのドレスアップが一番の楽しみだって人もいる」 (; ● ● )「はい…」 (´・ω・`)「でもだからといって誰が正しくて誰が間違ってるなんて決まってないよね?」 (; ● ● )「その通りです…」 (´・ω・`)「速くなければいけないとか、かっこよくなきゃミニ四駆じゃないとか、そんな風に人に意見を押し付けたらいけないんだ」 39 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 42 48.75 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; ● ● )「僕も自分のマシンをバカにされて、違うセッティングに無理やりさせられたら嫌なんです…」 (´・ω・`)「そう、それぞれの好きなように組めばいいし、それをバカにする権利は誰にもないのさ。 ……ひとつだけ言えるのは“ミニ四駆は楽しんだもん勝ち”ってことかな」 (; ● ● )「僕、ビロードくんに謝らなきゃ…」 (´・ω・`)「ビロードくんならきっとわかってくれるよ。頑張って!」 42 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 44 42.44 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~ ( ^ω^)「お、話が終わったみたいだお」 ワカッテマスくんと話し込んでいたショボンだったが、どうやら話し終わったようだ。 ξ゚⊿゚)ξ「あら、ワカッテマスくんがビロードくんの方に行くわ」 喧嘩の顛末を見ていたツンさんも2人のことが気にかかるのだろう、俺たちと一緒に見守っている。 ( ● ● )「あの…ビロードくん…」 (#><)「……」 ( ● ● )「その、この前は…」 (#><)「なんの用ですか?」 ビロードくんがワカッテマスくんの言葉を遮る。 (#><)「ワカッテマスくんとはもう絶交したんです!絶交した人と話すことなんかないんです!」 (; ● ● )「え…」 (#><)「今日はもう帰るんです」 45 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 46 47.12 (p)ID OF7FNrW2O(67) そういうとビロードくんは本当に帰っていってしまった。 ξ;゚⊿゚)ξ「ダメだったみたいね」 (;^ω^)「おっお、ビロードくん結構頑固だお…」 (´・ω・`)「う~ん…あとはモナーさんに任せるしかないね」 ( A`)「そうだね…」 ~ビロードの自宅~ (#><)「ただいまなんです!」 从 ー 从「おかえりなさ~い。あらあら、どうしたの、そんなに怒って?」 (#><)「ワカッテマスくんの勝手さに腹が立つんです!」 从 ー 从「あら~、まだワカッテマスくんと喧嘩してたの?ダメよ、お友達とは仲良くしなくちゃ」 (#><)「もう絶交したから友達じゃないんです!」 49 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 47 55.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ´∀`)「ただいまモナ」 从 ー 从「あら、おかえりなさい。今日は早いのね」 ( ´∀`)「仕事が早く片付いたモナ。…ビロードはまだワカッテマスくんと喧嘩してるモナ?」 (#><)「だってワカッテマスくんが悪いんです!」 ( ´∀`)「……。ビロード、少しお部屋でお父さんとお話するモナ」 ( ´∀`)「ふぅ…さて、ビロード」 ( ><)「なんですか?」 ( ´∀`)「喧嘩の理由は聞いたモナ」 53 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 49 39.72 (p)ID OF7FNrW2O(67) (#><)「全部ワカッテマスくんが悪いんです!」 ( ´∀`)「ビロード、少し落ち着くモナ。……たしかにワカッテマスくんも少し押し付けがましいところがあったかもしれないモナ」 (#><)「そうなんです!」 ( ´∀`)「だけどきっとワカッテマスくんは親切で教えてくれようとしたモナ。それに対して怒鳴り返したりするのはよくないモナね」 (;><)「だけど…」 ( ´∀`)「ビロードは覚えてるモナ?ワカッテマスくんとは幼稚園からの友達だけど、その頃からなんでも2人は分け合ってたモナね?」 (;><)「……はいなんです」 56 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 51 35.28 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ´∀`)「ワカッテマスくんはたとえ自分がもらったお菓子でも、独り占めしないで必ずビロードと半分こしてたモナ」 (;><)「覚えてるんです…」 ( ´∀`)「きっと今回もビロードに速さをおすそ分けしたかっただけモナ。ビロードも一緒に速くなって欲しかったんだモナ」 (;><)「!!」 ( ´∀`)「そんな良い友達と、本当に絶交しちゃっていいモナか?」 (;><)「よくないんです!ワカッテマスくんに謝りにいくんです!」 ( ´∀`)「モナモナ、そうするといいモナ。…だけど今日はもう遅いから明日にするモナ」 58 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 53 32.66 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~翌日~ ( ^ω^)「今日はあの2人、来るかおね…」 ξ゚⊿゚)ξ「どうかしらねえ…」 (´・ω・`)「ビロードくんのことはモナーさんが上手くやってくれてると思うけど…」 ( A`)「あ、ビロードくんとヒッキーくんだ!」 荒巻模型店にまずはビロードくんとヒッキーくんが現れた。 ( ><)「こんにちはなんです…」 キョロキョロと店内を見回すビロードくん。ワカッテマスくんを探しているのだろうか? ( ><)「あの、ワカッテマスくんは…」 ξ゚⊿゚)ξ「今日はまだ来てないわよ」 ( ><)「そうですか…」 59 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 54 13.32 (p)ID OF7FNrW2O(67) ガッカリしたようなホッとしたような表情を浮かべるビロードくん。そこへ… ( ● ● )「こんにちは…」 ワカッテマスくんとぃょぅくんがやってきた。 (;><)「!!」 (; ● ● )「!!」 お互いの存在を認め、緊張する2人。 (;><)「あの、ワカッテマスくん…」 (; ● ● )「ビロードくん…」 お互いぎこちなく話しかけ… 「「ごめんなさい!!」」 2人同時に謝った。 (; ● ● )「自分の考えを押し付けたりして本当に悪かったんです!」 64 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 57 25.42 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;><)「僕の方こそせっかくセッティングを教えてくれようとしたのに、怒鳴ったりして悪かったんです! ぃょぅくんも叩いちゃってごめんなんです!」 (=゚ω゚)ノ「わざとじゃないのはわかってるし、全然気にしなくていいょぅ」 (-_-)「2人が仲直りしてよかったよ」 ( ><)「あ、僕はワカッテマスくんにお詫びのプレゼントがあるんです!」 ( ● ● )「え?僕も用意してきました…これです!」 ワカッテマスくんが取り出したのはオフセットトレッドタイヤ・ハードのオレンジ色だった。 66 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 20 58 42.05 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ● ● )「オフセットトレッドタイヤは設置面を小さくすることで、コーナーでの減速を少なくするんです。 しかもハードタイヤだから、ジャンプ後の着地でも跳ねにくいんです」 それに、とさらに付け加えるワカッテマスくん。 ( ● ● )「ビロードくんがカラフルなタイヤが好きなのはワカッテマス!」 ( ><)「ワカッテマスくん、ありがとうなんです!…それで、僕のプレゼントなんですけど…」 ビロードくんがプレゼントを取り出す。 ( ><)「色は違うけど同じタイヤなんです!」 ビロードくんのプレゼントはオフセットトレッドタイヤ・ハードのライトブルーだった。 69 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 00 53.27 (p)ID OF7FNrW2O(67) (;><)「この色が気に入ったんですけど…かぶっちゃいましたね」 ( ● ● )「じゃあ、こうしましょうか」 ワカッテマスくんがタイヤをランナーから切り取る。 ( ● ● )「ライトブルーの前輪とオレンジの後輪を僕が、オレンジの前輪とライトブルーの後輪はビロードくんが使いましょう」 (*><)「半分こなんです!」 (; A`)(すごい色の組み合わせだな…) なにはともあれ2人は仲直りできたようだ。 ( ^ω^)「おっお、よかったお!」 (´・ω・`)「うん、これで一安心だ」 71 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 01 56.81 (p)ID OF7FNrW2O(67) 一安心したところでショボンに質問してみる。 ( A`)「ショボン、質問いいかな?」 (´・ω・`)「なんだい、ドクオくん」 ( A`)「ハーフタイヤについて教えて欲しいんだ」 ( ^ω^)「おっお、ハーフタイヤに挑戦するのかお?」 ハーフタイヤとは文字通りタイヤを半分(もしくはそれ以下)の幅に切って設置面を減らすことにより、コーナーでの減速の少なくすることを狙ったものだ。 (´・ω・`)「別に構わないよ。だけどドクオくんの使ってる大径タイヤは今はバレルタイヤやオフセットトレッドタイヤがあるから無理に作らなくてもいいとは思うけどね」 73 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 03 53.18 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; A`)「まあ、そうかもしれないけどさ」 オフセットトレッドタイヤはワカッテマスくんが説明したように設置面の少ないタイヤだ。 材質もハード、ノーマル、ソフトスリックの3種類が出ていてグリップ力が選べる。 バレルタイヤは名前の通り樽のように中央部が盛り上がった形をしているためにやはり設置面が少ない。 材質も一応3種類出ているが、ノーマルスリック以外は限定品や限定マシンの付属品だ。 ハードはまだ比較的手に入り易いが、ソフトスリックのバレルタイヤはほとんど手に入らないだろう。 74 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 05 07.44 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「まあ、軽量化にはなるしね。…ところでハーフタイヤの話に入る前にそれぞれのタイヤの材質の特徴は知ってるかな?」 ( A`)「だいたいは。ハードがグリップが低くて、ノーマルは普通、ソフトスリックはグリップ力が強いんだよね」 ( ^ω^)「おっお、だから前輪はハード、後輪はソフトスリックがよく使われるんだおね」 (´・ω・`)「うん、フロントはコーナーで滑らせるからグリップ低め、リヤは加速するためにグリップ力が必要だからね。その他の特徴も教えておこう」 ( A`)「その他の特徴?」 79 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 06 52.62 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「ハードは跳ねにくいって利点もあるね。スロープセクションとかがあるコースで役立つ。 あとは欠点だけど、まずは重いことかな。それと劣化しやすくて割れやすいこと。 だからホイールにはめる前はお湯につけたりしてよくほぐしてやらないといけない」 ( A`)「なるほど」 (´・ω・`)「ノーマルは文字通りノーマル。一番汎用性が高い。 フロント用に使う場合は日光に長時間晒して意図的にグリップ力を落としたりする」 ( ^ω^)「いわゆる“干しタイヤ”だおね」 (´・ω・`)「ソフトスリックは通称シリコンタイヤとも呼ばれる透明なタイヤだね。グリップ力に優れている。 ただしホイールに両面テープや接着剤で固定しないと回転しているときにブレる」 81 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 07 38.59 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「なるほど」 (´・ω・`)「……と、だいたいこんな感じかな。ドクオくんはどのタイヤを使うつもりだい?」 ( A`)「そうだな…前輪はノーマルにして後輪はソフトスリックにするよ。ハードタイヤは割れるのが嫌だから止めておく」 (´・ω・`)「ホイールはどうする?」 ( A`)「今使ってるこれでいいかな?」 俺が今使っているホイールはハードバレルタイヤ付属の大径カーボンホイールだ。 84 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 10 19.70 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( ^ω^)「お…でもそれ限定品で今はあんまり手に入らないおね?加工しちゃっていいのかお?」 ( A`)「いいんだ、ホイールなんて結局消耗品だし、使ってなんぼだよ。すでにシャフトを貫通してるしね」 ホイールを抜けにくくするために通常の60ミリシャフトではなく72ミリシャフトを貫通させて使っているのだ。 (´・ω・`)「強度もあるし悪くないホイールだと思うよ。トレッドが少し広いのが気になるけど、まあ許容範囲内だね」 ( A`)「じゃあ早速ハーフタイヤの作り方を教えてくれないか?」 86 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 11 09.83 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。…っていってもたいしたことじゃないけどね。 まずは使いたいタイヤを切って幅を細くするんだけど、このとき自分がしたい幅より大きめに切るんだ」 ( ^ω^)「どうしてだお?」 (´・ω・`)「切っただけで望みの幅にするのは難しいし、まっすぐ綺麗に切るのもまず無理だからね。大きめに切ってヤスリで調整するんだ」 ( A`)「タイヤを切るのはデザインナイフなんかでいい?」 (´・ω・`)「うん。削るのは最初はダイヤモンドヤスリやメッシュヤスリがいいかな」 ( ^ω^)「ダイヤモンドヤスリは知ってるけどメッシュヤスリってなんだお?」 89 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 13 33.24 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「メッシュヤスリっていうのは…そうだ、昔タイヤサンダーっていうグレードアップパーツがあったろう?スポンジタイヤなんかを削ったりする編み目状のヤスリ。あれのことさ」 ( A`)「あ、あれのことなんだ」 (´・ω・`)「ダイヤモンドヤスリもメッシュヤスリも100円ショップで売ってるから手軽に手に入るよ。 大きさを揃えたら耐水ペーパーなんかで切り口を整えるといい。 耐水ペーパーっていうのは前に説明したことがあるかもしれないけど、水に濡らして使える紙ヤスリのことだよ。 付いてる番号によって目の粗さが違うんだ。番号が大きいほど目が細かくて、小さいほど粗い」 93 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 15 24.83 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「表面を整えるには目の細かいのを使うってわけか」 (´・ω・`)「そういうこと。タイヤが完成したらホイールの内側に寄せて瞬間接着剤で接着。 あとはダミータイヤだね」 ( ^ω^)「おっお、外側に使う路面に接地しないタイヤおね」 (´・ω・`)「うん。なんでこれをつけるかっていうと、細くしたタイヤだけじゃレギュレーションを通らないんだ。タイヤの最低幅も決められてるからね」 ( A`)「ダミータイヤにはどんなタイヤを使えばいいのかな?」 98 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 17 36.49 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「ダミータイヤは主に軽いスポンジタイヤで作られるよ。 灰色のローハイトスポンジタイヤが薄くて軽いから最適なんだけど、今は絶版品だね。 簡単に手に入るレストンスポンジタイヤでもなんの問題もないよ」 ( A`)「じゃあ俺はレストンスポンジタイヤの黒にしよう」 (´・ω・`)「スポンジタイヤの加工は削りやすいから簡単だね。 ホイールにはめて大きさを整えたり接地しないように薄くしたりすれば完成さ。 ダミータイヤはホイールに接着してもしなくてもいいと思うけど、外れるのが怖いなら接着するといいよ。僕はそうしてる」 101 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 18 17.25 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「そういえばタイヤを削るのはワークマシンでいいのかな?」 俺が取り出したのはワークマシン――パーツの加工用に使っているシャーシだった。 (´・ω・`)「うん、大丈夫だよ。ホイールを回しながらヤスリを当てていけばいい。 あ、大まかに削るときはハーフタイヤに使うホイールは使わない方がいいよ。傷んじゃうかもしれないからね。調整するときはつけなきゃダメだけど」 ( ^ω^)「おっお、そういえばドクオもワークマシン作ったんだおね」 ( A`)「うん、一台くらい持ってないと不便だからね。モナーさんが余ったシャーシを分けてくれたんだ」 102 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 20 06.20 (p)ID OF7FNrW2O(67) 俺のワークマシンはVSシャーシにウルトラダッシュモーターを積み、ナット止めホイールを装着していた。 ( A`)「それで4つのタイヤを作ればいいんだね」 (´・ω・`)「うん、タイヤの大きさがバラバラにならないように気をつけてね。せめてフロント同士、リヤ同士は同じになるように。 あとタイヤを削るときはマスクをした方がいいよ。削りカスが鼻に入るからね」 ( A`)「なるほど…そういえばショボンの使ってる超大径も同じような作り方なの?」 107 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 22 32.39 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。多少手間が多いけどね。径を大きくするためにタイヤを2重にはかせるんだ」 ( ^ω^)「おっお、興味あるからついでに聞かせて欲しいお!」 (´・ω・`)「いいよ。二重にはかせるタイヤの内側の方をインナータイヤって呼ぶんだ。これはゴムタイヤを使う場合とスポンジタイヤを使う場合がある。 ゴムタイヤの方が固いからしっかりしたタイヤを作りやすいけどその分重い。 スポンジをインナーにすると軽いんだけど、柔らかくてそのままでは使えないから瞬間接着剤を染み込ませてカチカチに固めなきゃならない。これが結構な手間なんだ」 ( A`)「ショボンはどっち使ってるの?」 114 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 27 27.42 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「僕かい?僕はダブルインナースポンジっていって、スポンジタイヤを2枚重ねた上にゴムタイヤを重ねてる」 (;^ω^)「お…でもそしたら径が大きくなりすぎるんじゃ…」 (´・ω・`)「もちろんレギュレーション内のサイズまで削るのさ。そのぶんゴムが少なくなるからかなり軽いタイヤができる。 ただしゴムが薄いからバーストしやすくて作るの面倒なんだけどね。 ちなみにレギュレーションのタイヤ径の最大サイズは35ミリだけど、僕は34.5くらいにしてるよ」 ( A`)「どうして?」 116 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 28 31.86 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「その日の会場の気温によってタイヤが膨張したりしてレギュレーションをオーバーしたら嫌だからさ」 (; A`)「な、なるほど」 (´・ω・`)「超大径は精度を出すのが大変だよ。4つの径を全部揃えなきゃいけないし。 ノギスは100円ショップのとかじゃなくてある程度ちゃんとしたのを使わなきゃダメだよ。 …まあ、もう超大径を使う人はあんまりいないけど」 ( ^ω^)「そうなのかお?」 (´・ω・`)「うん。以前は公式大会ではトルクチューン、レブチューン、アトミックチューン、ノーマルモーターだけだったのは知ってるよね?」 ( ^ω^)「おっお、知ってるお」 119 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 30 42.50 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「そんな中で最高速度を伸ばす為に考え出されたのが超大径だったんだ。 …だけど今はレギュレーションが改定されて、公式大会でもより高回転なダッシュ系のモーターが使えるようになった」 ( A`)「スプリントダッシュとかパワーダッシュだね」 (´・ω・`)「それからは小径マシンにダッシュ系のモーターを載せたマシンが増えてきた。 当然だね、小径マシンの方が重心が低くて安定するし、加速がつきやすいし、スピード不足はモーターのパワーで補える。 それに対して超大径は重心が高くなるし……まあ、それは工夫すればどうにかなるけど。電池の位置を落としたり、MSシャーシだったら車軸をずらしたり。まあ、それは置いといて。 ダッシュ系に超大径はさすがに速すぎて完走出来ないからアトミックチューンやトルクチューンを使うことになる。 そうすると結局手間暇かけて作っても小径ダッシュマシンに負けてしまったりする」 ( ^ω^)「苦労の割に合わないおね」 ( A`)「実際に小径マシンにダッシュ系を積んだマシンは速いからなぁ」 122 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 33 08.48 (p)ID OF7FNrW2O(67) (´・ω・`)「うん。以前は秒7っていって、レギュレーション内で作ったマシンの速さが秒速7メートル以上なら一流レーサーの入り口に立った、っていうレーサー間での暗黙の基準みたいなものがあったんだ。 …走らせたコースの長さとタイムから割り出すから、もちろんどんなコースかにもよるんだけど。 それが今では小径ダッシュマシンでバンバン出るからね」 ( A`)「なるほど。……じゃあなんでショボンは今でも超大径を使ってるの?」 (´・ω・`)「僕かい?…そうだね、ミニ四駆の新製品が出なかった氷河時代も、ずっとミニ四駆を続けていたレーサーとしてのプライドみたいなものかな?」 124 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 36 34.15 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「ショボンにもそういうこだわりがあったんだね」 ( ^ω^)「おっお、速さ最優先かと思ってたお」 (´・ω・`)「まあ、ダッシュ系モーターを積んだマシンを否定するわけではないよ。一応僕も組んでみたし。 新しいものも柔軟に試さなきゃ速くならないからね。 ただ、やっぱり好みの問題かな。それに超大径を作る為に身についた技術も無駄ではないしね」 ( A`)「たとえば?」 (´・ω・`)「買ったばかりのタイヤでも微妙に歪んでたり径が違ったりするんだ。 それを微調整するのに超大径制作で培った技術が役立つのさ。これを真円出しって言ったりするんだ」 125 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 38 34.93 (p)ID OF7FNrW2O(67) ( A`)「なるほど」 ( ^ω^)「おっお、なんにせよ好きなように組むのが一番楽しいお!」 超大径は今の俺にはあまり向いていなさそうだ。 とりあえずはハーフタイヤを作ることにしよう。 ( A`)「よし、じゃあ早速…っていってもさすがにお店じゃできないよな。今日は帰って家でやるよ」 ( ^ω^)「もう帰っちゃうのかお?」 ( A`)「うん、俺のアパート壁薄いから夜にモーター音響かせるわけにもいかないんだ」 (´・ω・`)「そっか、じゃあまた今度完成したら見せてよ」 ( ^ω^)「おっお、ばいぶー!」 ( A`)「うん、またね」 俺はすっかり仲直りした子供たちをチラリと見つつ荒巻模型店を後にした。 126 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 39 14.47 (p)ID OF7FNrW2O(67) ~~~~~~~~~~~~ ( A`)「よし、家に着いたぞ」 早速工具とパーツを取り出して制作にかかる。 ( A`)「まずはこんなもんでいいか」 タイヤをデザインナイフで切り、ヤスリで削り始める。 ギュイイイン……。 ( A`)「結構時間かかるなぁ…」 タイヤをひたすら削るのはただヤスリを当てているだけとはいえ結構疲れる。 いや、単調な作業だからこそ疲れるのだろう。 ( A`)「もういいかな…」 ワークマシンのスイッチを止める。 127 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 40 53.98 (p)ID OF7FNrW2O(67) (; A`)「あ、なんか微妙に太さが違うところがある。もう少し削ろう」 もう一度削り始める。 (; A`)「あ、こんどは削り過ぎた…」 そんなこんなで削ってるうちに… (; A`)「う~ん…削り過ぎちゃったかな…」 かなり細くなってしまったのだ。 ( A`)「まあ、前輪に使えば大丈夫だろう。もう一本同じ幅のを作って、後輪はもう少し太くしよう」 そう自分に言い聞かせて作業を続けた。そして… ( ∀`)「できた!」 とうとう4輪とも完成した。 ( ∀`)「へへ、我ながら初めてにしては結構いい出来だ…」 129 : ◆ItodYKFaCM :2009/03/14(土) 21 42 04.89 (p)ID OF7FNrW2O(67) 完成したハーフタイヤを眺めていると… ドンドンドン! (; A`)「は、はい!」 「鬱田さん、あんたさっきからうるさいんだよ!何時だと思ってるんだ!」 (; A`)「す、すいません!もう終わりましたから…」 「まったく、頼むよ!」 隣人に怒られてしまった。作業に熱中していて遅い時間になっているのに気づかなかったようだ。 (; A`)「ふう、今度から気をつけよう」 今日はもう寝ることにして、着替えて布団に入る。 ( ∀`)「へへ…早く明日にならないかな」 マシンのテスト走行を楽しみにしつつ、俺は深い眠りに落ちていった。 第2話・完
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296通常の名無しさんの3倍2021/09/19(日) 23 06 40.25ID YGCg7bx+0 その日、アムロが家のガレージに出ると、フリットやアセム、キオ達がミニ四駆で遊んでいた。 専用のコースを使って速さを競うのに夢中のようだ。 そばではウルフ=エニアクルがその様子を興味深そうに眺めている。 ウルフ「アムロさん、お久しぶりです」 アムロ「弟と一緒に遊んでくれてありがとう。面倒をかけてすまない」 ウルフ「いえ、いいんですよ。楽しんでます」 普段ウルフはフリット達子どもに向かって『ですます調』で話をしたりはしない。 口調が違うのはアムロに対してある種の敬意があるからだ。 一言で言うとウルフ=エニアクルは人生経験豊富な大人である。 ウルフ「ミニ四駆は面白いです」 ウルフは元レーサーという経歴であり、同時にタミヤのミニ四駆のファンでもある。 ウルフ「まあでも、ミニ四駆を遊ぶのに年齢は関係ないですね。 レース大会で1回も勝たせてもらったことのない強い子どももいますし。 みんな敬意を持って『レツ兄貴』と呼んでます。 あの子は本当にすごい」 アムロ「レツ兄貴? レツ? 誰だ、それ?」 ウルフ「えっ!? アムロさん、それはないですよ。知っているはず。 よくカツやキッカと一緒にいる子です」 アムロ「……あー! あのレツ!? レツはミニ四駆そんなに強くて好きなのか!?」 その頃同時刻、おもちゃ屋に設置されているミニ四駆のレースコースでは別の人だかりができていた。 アムロの家族も一人そこでミニ四駆を走らせていた。 297通常の名無しさんの3倍2021/09/19(日) 23 08 27.98ID YGCg7bx+0 ゴットン「うあー、また負けた! これじゃあ今度レツ兄貴に勝てない!」 ゴットンは次の大会に向けて調整中のようだ。ミニ四駆がとても好きなことがわかる。 今日はおもちゃ屋に来ていないレツをその時にどうしても倒したいらしい。 マシュマー「ゴットンがあそこまでミニ四駆にハマるとは……」 ハマーン「レッツ&ゴーを見て何か感じるものがあったのだろう」 ウッソ「僕はダッシュ四駆郎がミニ四駆やったきっかけでしたね。爆走兄弟ではないです。 ゴットンさん、調整してもう一度僕のと走らせましょう」 ゴットン「ああ、もう一回だ!」 Vダッシュガンダムのパイロットであるウッソはゴットン=ゴーと共に再びミニ四駆を走らせた。 そばではシャクティやオデロといった面々もいる。その日はそんな一日だった。 この街は平和だ。 298通常の名無しさんの3倍2021/09/20(月) 13 02 31.52ID gzWxMHvw0 アジス「無茶な軽量化でレースに混ざらなければいけない気がする」 ジェリド「無理すんな。ネタがわかりづらい」 アルレット「えっ、私のスイセイjr.が出走不可!?」 セイ「一応、大会はタミヤ製品でないと……どこから持ってきたのそれ」 301通常の名無しさんの3倍2021/09/21(火) 08 17 09.13ID 31ZlphsL0 セイ「バンダイはこんなのも出してたよね」 ガロード「なんでもあるなイオリ模型店」 ttps //www.mandarake.co.jp/dir/nkn/micro/2017/09/05/rex-8-2022.html 刹那「ガン……ダム!?」 link_anchor plugin error 画像もしくは文字列を必ずどちらかを入力してください。このページにつけられたタグ
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【基本データ】 ●全長146mm ●全幅88mm ●全高?mm ●Item No:95502? ●本体価格1,200円 ●2019年イベントにて販売 【本体内容】 ミニ四駆 コアラのバリエーション。 シャーシはピンクのVS。ギヤケース等のAランナーはホワイト。 ギヤ比は5 1。 足回りは小径ローハイト。ホイールはホワイトのフィンタイプ。タイヤはクリヤーのソフト小径ローハイト。 なんと、ホイールにステッカーを巻いてクリヤータイヤの表面に文字が浮かぶ珍しい表現がされている。 ボディはパンダと同型。カラーはライトグリーン。 組み立て・塗装済みのコアラフィギュアが付属する。 【漫画、アニメでの活躍】 【VIP内での評価】 【公式ページ】 (タミヤモデラーズギャラリー2019) https //www.tamiya.com/japan/newstopics/2019/06/gallery2019.html